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2024年05月21日06:56

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弥助騒動 の雑感

「弥助」、黒人版坂本龍馬だった
http://www.anige-sokuhouvip.com/blog-entry-68712.html

想像力で業績を膨らませた弥助の研究本が海外で普及。さらにそれを考証にしたフィクション作品も数を増やしていて、物議になっているアサシンクリードもその一つ。フィクションが独り歩きして、まるでそれが史実であるかのように広まってしまっている様が、司馬遼太郎の広めた坂本龍馬像のようであることから、弥助は黒人版坂本龍馬だ という話。

>当時の日本人は黒人を見て神様だと思って崇めてたらしいという事まで言い出してる

「弥助を見物するために多くの人々が集まり、死者まで出る事態になった」という当時の記録から、「死人が出るくらい人が集まったのだから、日本の人々は弥助に強い魅力を感じたに違いない」「日本では大黒天という神が信仰されている」「日本人は 大きくて黒い弥助を大黒天だと思って信仰したに違いない」という超解釈。

「娯楽に飢えた庶民が◯◯見物に押し寄せて死者負傷者が出た」は普通によくある話で、それを信仰と解釈するのは無理があるだろうと。件の研究書を読んだことがないのだけれども、万事が「大黒天」云々のようなスタンスなのだとしたら、ものすごいことになってるのだろうなと。

アマゾンの高評価レビューには「しっかり資料を集めている」みたいに書かれているのだけれども、トンデモ史家は自分の脳内ストーリーに沿うかたちで資料を取捨選択して理論武装していくので、資料を載せているからといって信憑性があるかというと、そんなことはないだろうと。

研究者のロックリー・トーマスは00年から日本に来ている白人。「日本での生活が長いのだから、日本の歴史にも通じているはずで、そのトーマスが言うのだから確かだろう」と考えた外国人も多いのではないかなと。ネイティブな日本人だってトンデモ日本史唱えるのだから、日本に何年いるかなんて あまりアテにはならないのだけれども。
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