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2024年01月13日21:55

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サーボブレーキの仕組みと調整

26インチ自転車は一通り組み上がったのだが、、
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1986726554&owner_id=67686861
取り付けたサーボブレーキの効きが甘い。
ワイヤーを引く方向で調整する。、、ダメ、弱い。
引くところまで引いたら、今度はブレーキが掛かるようになってしまった。
それでも弱いまま。

最終的に解決したのだがサーボブレーキの動作原理の理解が必要。
画像1はブレーキを掛けていない状態を裏側から写したもの。
画像2はブレーキを掛けている状態を裏側から写したもの。
1のレバーを青の矢印の方向に引くことで2のカムが回り、
3のシューが外側、つまり黄色矢印に広がり、ドラムの内側に当たる。
(画像2でドラムの代わりにナットを置いている)
更にレバーを引くことで2のカムが回るのだが、ドラムに当たり3のシューは動けないので、
4の軸が赤矢印の方向に動き出す。
すると5のシューも黄緑の矢印の方向に動き、ドラムに当たって制動力が生じる。
画像3は外側の姿で画像1,2の4の軸は緑のところで、
赤丸のネジを回すことで押すことが出来る。
こうして4の軸は外側からネジを回すことで赤矢印の方向にずらすことが出来る。
つまり、4の軸を赤矢印の方向にずらすことで5のシューを黄緑の矢印に方にずらせる。
ひいてはブレーキの初動を早めることが出来る。言い換えると遊びを調整できる。
結構、複雑だ。

テストと試行錯誤、紆余曲折、検討の結果、ベストチューニング法はこうだ。
まず、画像3赤丸のネジを締めて5のシューをドラムに当たる方向に動かす。
車輪を回転させながら試行を繰り返し当たらないスレスレに調整する。

次にワイヤーを引きを調整する。画像1,2の1を引くことになるのだが、
ワイヤーの引きによって3のシューがドラムに当たるか否かのスレスレにする。
これも車輪を回転させながら試行を繰り返しワイヤーの引きを調整する。
このように遊びを限界まで減らしブレーキレバーの引きしろの多くを制動制御に使う。

こうして制動力を強めることができた。事前に構造を理解しておいてよかった。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1986637401&owner_id=67686861
組んでしまってからでは、内部の仕組みは見えない。

恐らく、これがサーボブレーキベストの調整状態。
さて、調整が出来たところで、再度試乗&テストをする。
まず、ブレーキを掛けるとコシューとか、ちょっと不思議な音がする。
ダースベイダーの呼吸音のようだ。内部で音がこもっている感じ。
内部からドラムを広げるように締めるからだと思う。
バンドブレーキはギギーとか下品な音がするが、
サーボブレーキはなんとなくメカで制動している感じ。ちょっと好き。

ギアを変えるときの音も変わる。
バンドブレーキのときはカチャンカチャンという音がしていたが、
サーボブレーキにするとクォンクォンという音に変わる。
あの音はギアを変えることで振動し、その振動がドラムを鳴らしているのだと分かった。
新発見。この音もいい感じ。

バンドブレーキからサーボブレーキに交換により効くようにはなった。
効き具合としては自転車の速度が中低速域ではロックはしない。
一方で、高速域はロックする。なんか、不思議。
考えてみれば強力な制動力は高速域で重要だ。
中低速域ではロックはしないのでコントローラブルと言える。
理にかなっているというかエレガントというか、、、。
メーカーが動摩擦係数を絶妙にチューニングした結果なんだと思う。
なんか、凄いモノを見ている感じ。いいブレーキだ。

でもサーボブレーキがあんまり普及していないのは、
コストのバンドブレーキ、パフォーマンスのローラーブレーキのハザマで、
微妙な立ち位置になってしまっているからかなぁ。
悪くないブレーキだと思うけど、、、。

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