mixiユーザー(id:16600073)

2023年07月20日18:16

25 view

23年ツール・ド・フランス 第17ステージ

16ステージ個人タイムトライアルでは、総合1位のヴィンゲゴーが想像を絶するタイムで圧勝。2位ポガチャルとの差を約1分50秒にまで広げる。この時点での1分50秒のタイム差はかなり厳しいものではあるが、双方のコンディションの良し悪しが噛み合えばひっくり返る可能性はあった。

超級ロズ峠でガルが逃げ切り勝利 ポガチャルが失速し、ヴィンゲゴーが首位堅守
https://www.cyclowired.jp/news/node/386203

17ステージ最難関山岳。ポガチャルがステージ途中でコンディション不良に陥り、それを見たヴィンゲゴーが、アシストのセップ(※15ステージで観客に転ばされた人)を前に出してアタックし、ポガチャルはなすすべなく置き去り。ポガチャルはアシストに牽かれてゴールまでたどり着いたが、ヴィンゲゴーとの差は7分30秒にまで広がった…みたいな流れ。もうどうにもならないはずなのだけれども、実際このくらいの差をひっくり返したのを見たことはある。


2006年のツール。その前年に引退したランス・アームストロングの有力アシストの一人だったフロイド・ランディスは、中盤までは総合首位をキープしていたのが、16ステージで失速して8分遅れの11位に転落。ちょっとやそっとの差ではないわけで、この時点でランディスは総合争いから脱落したと思われた。

翌17ステージ。ランディスは中盤で逃げを敢行。どう見ても破れかぶれのアタックであったため、総合争いをしている選手たちはこれを黙認し、集団内での牽制を続けた。昨日の今日でコンディションが回復しているはずもないランディスでは、本格的な上りになったらすぐ落ちてくるはずだし、集団が本気で追えばすぐに捕まえられるだろうと。

が、ランディスは驚異的なペースで山を登り続け、タイムは広がっていく。終盤になって異変に気づいた集団はペースを上げて捕まえに行くが、ランディスのペースがおかしすぎて差はなかなか縮まらない。結局、ランディスは総合首位だったペレイロに7分以上の差をつけてゴール。最大8分あった総合タイム差を30秒にまで縮めて、総合3位に浮上。さらに19ステージのタイムトライアルでついに首位ペレイロに逆転し、総合優勝を飾った。解説も実況も口を揃えて言ったものだった「まるで奇跡だ」と。

パリでの表彰式の後に、ランディスのドーピングが発覚。確定までは何やかんやで1年以上かかったが、結局ペレイロが繰り上がりで総合優勝となり、ランディスの記録は抹消された。ランディスは後に、チームメイトだったランス・アームストロングらのドーピングを暴露している。


7分30秒を縮めるというのは、そういうレベルという話。まぁヴィンゲゴーがポガチャル並のコンディション不良になる可能性もあるのだけれども、残りステージ18・19・21は平坦もしくは丘で、20ステージは山岳だけれどもラスト数キロは勾配なしという構成。ちょっとくらいコンディションが悪くても、そんなに差はつかないよなと。
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2023年07月>
日 月 火 水 木 金 土
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     

最近の日記

もっと見る