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2023年01月29日08:31

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心豊かな楽しい老後に備える その67(Audio 編)

我が家の Listening Room に、あの EKORNES 社製の STRESSLESS がやって来た。
世界の誰もが認める「極上の座り心地」は、もう毎日でこの私を悦楽のひと時に…。
だったのだけれど、やっぱり不満が噴出してしまった。
その座り心地に一切の不満は無い。
けれども、楽曲によっては以前の Sofa Set で得られた音像・音場とはかけ離れた、それはもう「何だこれは…?」な酷さに愕然とさせられてしまったのだ。
どうも Listening Position がよろしく無い。
つい先日は「これぞ Best Position に近い雰囲気だ」と喜んでいたのに…。
更には、少しだけ気になっていた「不要な音」のようなものが、少しどころか気にし始めるとどんどん気になるのだよ、憧れの STRESSLESS を導入してからは…。
ん〜〜〜。
これでは「極上の座り心地」であろうと、気分は台無し。
もう「早急に対策せねば!」なのであった。
 

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昨年末に注文していた品物が、01/17(火)の夕方になって漸く我が家へ配達された。
 

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そして翌日の 01/18(水)のこと。
仕事を終えてさっさと帰宅したらば、早速に入れ替え作業に着手する。
そう! 
不具合対策のひとつ「Carpet を敷き替えるぞ!」作戦である。
既存はおよそ4畳半 Size だったのを6畳(よりちょっと大きいかも?)に Size Up するのだ。
横長方向で Size Up することで、Back Loaded Horn Speaker “D-37” の Horn 開口部から出てしまう(中域あたりの?)不要な音の吸収、及び床での反射の軽減を目的とした試みである。
 

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孤軍奮闘で大変だったけれど、Carpet の敷き替え作業は終了。
しかし、その敷いた位置はまだ暫定的。
これ以降、試聴を繰り返しながら Carpet の位置を微調整する毎日。
たかだか「Carpet を敷き変えただけ」なのに、だよ…? 
たったこれだけで、もう「うわっ… !?」なくらい「音」に影響を与えてしまう事例は多い。
今回の試みでも「正にそれ!」であった。
幸いなのは、良い意味での「うわっ… !?」という驚き。
なんと私の目論見どおりの傾向に音が変わってくれたのだ。
もちろん、それを狙っての試みだったけれど…? 
その大きさも、その表面(起毛の材質と形状)も充分に検討を重ねて選んだ、この Carpet! 
それがだよ、こうも思惑のとおりに行ってくれるとは驚いた。
床面の一部をやや Dead(反射や反響を殺す)にする事によっての Demerit は全く感じられない。
それどころか、余計な反射が軽減された(のではないか?)によって、分解能は更に向上したように聴こえる。
思惑どおりに耳障りな成分だけ Dead されたのか、全域で音の精度と密度が高まったようにも聴こえるのだよ。
それも「Carpet を敷き変えただけ」でこんなにも好結果を得られるとは…? 
イイね、イイねぇ〜。
これだから Audio というのは面白く、そして恐ろしいのだよ。
概ねで良好な雰囲気になったらば、次は Listening Position の見直し。
以前の Sofa Set で得られた音像・音場を求めて Reclining Chair の位置決めを試行錯誤の毎日、なのであった。
それは 10cm 、いや 5cm 刻みの移動でも「うわっ… !?」なくらいに音像・音場が変化してしまうのである。
だからもう暗中模索(?)な作業の日々。
でも連日の努力の甲斐もあって、遂に「これだ!」の Best Position を得るに至る。
この「極上の座り心地」でも、あの Real な音像・音場が復活したのだよ。
イイね、イイねぇ〜。
 

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“D-37” に対する Best Position を得られたらば、次はそれに合わせた Rear Speaker の Best Position を探る。
 

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好印象なところを見つけたらば、そこを Marking である。
 

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左側も同じく。
 

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ん〜、これで良し! 
しばらくは、これで様子をみよう。
 

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やっと見つけた Reclining Chair の Best Position も Marking しないと、である。
 

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Reclining Chair の丸い Base の中心に対して Carpet の端へ写真のように Marking 。
こうすることで、Reclining Chair の位置を変えてしまっても、この Best Position へと速やかに戻せる訳だ。
 

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比べてみたらば…? 
当初の位置からはおよそ 25cm も後退したところが Reclining Chair の Best Position だった。
 

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右側から眺めるとこのような配置である。
 

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いつでも使える状態で待機している予備機の AD Player 達が収まる Rack の位置にも苦心した。
これも何処に置くかで音は大きく変わってしまうのである。
とりあえず、概ねで良好に感じた写真のここを当面の設置場所とする。
 

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あぁ〜、やれやれ…。
いろいろとあれこれで結構な「どたばた」だったけれど、以前の Sofa Set で得られた音像・音場をこの「極上の座り心地」でも得られるようになったのだから嬉しい。
ん〜〜〜。
やっぱり、人間ってぇ〜のは努力してみるもんだぁ〜ね。
 

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Back Loaded Horn Speaker の “D-37” は、緑色の丸で記した口径 16cm の Full Range が1発だけ。
20kHz 以上の超高域を補う Super Tweeter が本体の上に鎮座する。
 

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音像を位置付ける Speaker Unit が左右で1本ずつとあらば…? 
これが再現する音像は緑色で記した範囲・高さで展開するのが一般的、なのだけれど…? 
我が家の Listening Room では、これを度外視した「うわっ… !?」な音像・音場が展開されるのである。
 

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例えば Woong San の Album “Close Your Eyes” を選ぶと、だよ…? 
 

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その1曲目の “Close Your Eyes” を聴けば、このような音像・音場が展開されるのだ。
赤い丸は Woong ちゃんの歌声。
そう! 
実際には Speaker Unit が存在しない高いところから、くっきりと彼女の歌声が聴こえる。
つまりは等身大の彼女が私の目の前に現れてしまうのである。
音が見える! 
音で彼女が見えてしまうのである。
それだけではない。
黄色は天野清継の Acoustic Guitar で、彼が椅子に座って Guitar を弾いているのが音で見える。
灰色は秋田慎治の Piano で、目の前に実物大の Grand Piano が現れる。
それもこの Listening Room の床上から実物大の高さで Piano が現れるのだ。
そして橙色が松嶋啓之の Trumpet なのだけれど、これがもう驚きもの! 
Trumpeter とあらば、その Trumpet を上下左右に振りながら吹く人も多いのだけれど…? 
この楽曲でもまさにそれで、Trumpet を上下に振るその「動き」も音で見えてしまうのである。
Bass や Drums はこれらの背後に位置し、三次元で広大な音場を再現! 
もう緑色の Speaker Unit の位置に関係なしで実物大の音像・音場を楽しめちゃうというこれぞ、我が家の Listening Room ならではの醍醐味! 
ん〜〜〜。
素晴らしい。
 

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TOKU の Album “SHAKE” では…? 
 

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5曲目の “I Thought It Was You” を聴くと、このようになる。
青色は TOKU の歌声。
それと重なる橙色は彼の Flugelhorn で、目の前に等身大の TOKU が現れる。
一方、左側の橙色は鈴木央紹の Tenor Sax. なのだけれど、TOKU の Flugelhorn と比べるとこんなにも高さの違いがはっきりと見える。
そう! 
実際の Flugelhorn と Tenor Sax. とでは音が飛び出す Horn の位置(高さ)が異なる。
それを Real に等身大で再現してくれるのだよ。
 

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多和田えみと TOKU が Duet で歌う8曲目の “Guilty” を聴くと、このようになる。
赤色が小柄なえみちゃん、青色が TOKU という等身大の音像が現れる。
そう! 
つまりはこの二人の「男女の身長差」までも Real に再現してしまうのだよ。
 

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TAMAXILLE の Album “Live at Shinjuku PIT INN” では…? 
 

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4曲目の “I Remember Clifford” を聴くと、このようになる。
橙色は類家心平の Trumpet で、上下左右に振られる Trumpet がはっきりと見える。
黄色は井上銘の Guitar 。
その背後に須川崇志の Bass 、そして本田珠也 の Drums なのだけれど…? 
その Drums Set もはっきりと見えてしまうのである。
それは各 Cymbal の配置(上下左右)もくっきりと見える、実物大の Drums Set が目の前に現れてしまうのだから凄い! 
 

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晩年の Lady(Billie Holiday)の最高傑作 “Lady in Satin” とあらば…? 
 

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1曲目の “I’m a Fool to Want You” を聴けば、このように…。
赤色が Lady の歌声。
等身大の Lady が目の前に現れる。
その背後には Ray Ellis が指揮する Orchestra が青色に記したように広く深く展開する。
それはまるで Concert Hall の最前列で中央という特等席に私が座り、等身大の Lady が私の目の前に居るという極上の音像・音場が展開されるのだ。
 
凄い。
とにかく凄い。
もう、自画自賛。
何を聴いても、我が家の Listening Room ならではの醍醐味。
ん〜〜〜。
素晴らしいのはこの音像・音場だけではない。
何も足さない、何も引かない、とにかく原音を可能な限り Hi-Fi(高忠実度に再生)で聴く為の努力を積み重ねてきたからこそ、なのであろうよ。
Fostex の FE168SS-HP という超強力な Full Range Unit に、我が教祖様(Audio 評論家の故・長岡鉄男氏)が設計した Back Loaded Horn Speaker “D-37” との組み合わせは、40Hz から 30kHz という猛烈に Wide でありながら Flat という Studio Monitor のような周波数特性で素晴らしい。
これが奏でる「全域で High Speed」なのに「抜群の分解能」という音は、どこの Maker 製のどれだけ高額な Speaker System であろうと再現できない音であると確信している。
High Speed 過ぎた(?)以前の FE168SS と比べると、現在の FE168SS-HP は “D-37” と Best Match に思う。
Low End まで充実した低域、素直で色付けの少ない中高域、力強くも繊細、全域で高密度なのに抜群の分解能。
だから、音楽の表現力が豊かなのである。
20kHz 以上を補う Fostex の数量限定品 T96A-EX2 は Cool なのに爽やかな Super Tweeter で、Cymbal を私好みで美しく聴かせてくれる、だけではない。
この T96A-EX2 こそ、倍音成分を見事に響かせることで ”D-37” からの音の全域に著しい Quality Up を齎してくれる「頼もしい存在」なのである。
更には10帖という我が家の Listening Room の(面積ではなくて)容積が、この “D-37” と合っているように思う。
全域で High Speed な音の Back Loaded Horn Speaker なのに、何時間でも聴き疲れしないという不思議。
それは Listening Room も含めた全てが上手い具合に合致してしまった結果なのではないか、と推察している私である。
 

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夕食後は Jazz と Whisky のひと時を…。
 

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この日は大好きな Hellen ちゃん。
彼女の Debut Album なのだけれど、これは “JAZZ IMAGE” Label による高音質盤なので Original 盤とは Jacket Design が異なるというそれ。
当時はまだ25歳だった Hellen ちゃん。
その愛くるしい笑顔にも癒やされてしまう。
しかも “JAZZ IMAGE” Label による驚きの高音質。
あの麗しき「New York のため息」と称賛された歌声に酔い痴れながら… 
 

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今宵の Whisky の香りにも酔い痴れる。
 

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あぁ〜。
至福の琥珀色。
 

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そして「極上の座り心地」に身を預け、自画自賛の音に酔い痴れるというこの悦楽。
あぁ〜。
かれこれ40年以上の Audio 人生だよ。
その理想をあれこれ何度も夢見ては追い求めて来た。
夢を叶える為に多くの時間と努力を費やした。
経済的な余裕には縁遠かったので、高額の「A級な Audio」とも無縁。
全ては庶民向けの「B級な Audio」の集まりだったけれど、目指したのは「それ以上」の音。
いや、安かろうと「A級な Audio」をも凌駕してみせる音。
創意工夫、様々な試み、取り返しのつかない改造、大失敗で気絶しそうになり、大成功で歓喜したあれこれ…。
そんな40年以上の積み重ねで漸く、私が夢見た理想の領域に届いたような気がする。
まだまだ改善すべきところは多々あれど、我が家の Listening Room こそ、今の私にとっては理想的な音を奏でる空間にまで成長したのだよ。
 

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心地良く音楽を聴ける。
これこそ「Listening Room の性能」のひとつであると私は思うのである。
Audio 機器には様々な数値表記の性能があるけれど、数値が良いからといって音も良いとは限らない。
数値では表せない Factor が音の良し悪しの要因だったりする。
それは Listening Room も同じ。
数値では表せないが「心地良く音楽を聴ける」と「そうではない」とではもう比較にならない性能差であり、そういう意味でも私は大変に残念な Listening Room の数々を知っている。
心地良く音楽を聴ける。
この理想も私は追い求めて来た。
そして今、この「極上の座り心地」によって我が家の「Listening Room の性能」は飛躍的に向上してみせた。 
これに出費した金額を考えてしまうと、もっと高級な Amp. や CD Player を導入できたであろう。
けれども大事なのは「そこでは無い」のである。
どれだけ高額な High End 機器の集まりであろうと「Listening Room の性能」次第では心地良く聴けないとあらば…? 
結果的にはその High End への出費も無駄になってしまうのである。
世の中には大金を使っただけで満足できちゃう人もいる。
その経済力は羨ましいけれど、私はそういう満足の真似はできない。
私の場合は自分の感性で満足しないと駄目なのである。
経済的な制約があるからこそ、考えに考え、最大限の努力を惜しまないのである。
世間の Audio 愛好家な方々からすれば、もう笑われてしまう「安価な機器の集まり」の Listening Room だろうけれど…? 
40年以上の経験で培われた知識(に伴う勘と判断力)と技術を総動員、様々な試みも積み重ねてきた我が家の Listening Room は、私が夢見た理想の領域に限りなく近付き、この私をも驚かせる音で楽しませてくれるにまで至ったのだ。
 
あぁ〜。
やっとここまで来た。
本当に「心地良く音楽を聴ける」という環境を構築できたのは嬉しい限り。
心豊かな楽しい老後に備える為にも、心地良く音楽を聴ける Listening Room は不可欠。
そう! 
私には不可欠、必須、なければならない。
この「極上の座り心地」に身を預けると、しみじみ、それを再認識させられるのである。
努力し続ければ「いつか、きっと…」を具体化できる。
そして「今を満足」すること無く「更なる向上」を目論む。
やっとここまで来た、はまだ通過点なのである。
まだまだ改善すべきところは多々なのである。
費用が掛かる対策は、給与所得者である今のうちに頑張らないと…、なのである。
さて次の攻撃目標は? 
長年の懸念事項でもあった振動対策にいよいよ着手! …になるのかな? 
その改善、その試みも、遊ぶように楽しみたい私なのであった。
 
よしっ! 
これからも大いに働き、大いに遊ぼうぞ!
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