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2023年01月03日02:32

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夜のお一人様映画会 -カジュアリティーズ-

二日続けての「夜のお一人様映画会」です、
今夜は『カジュアリティーズ』原題:Casualties of War 1989年でした。
 
主役にマイケル J. フォックスと言うことで
あの『バックトゥーザフューチャー』の印象が強いので
どんな映画か楽しみでした、
あのマイケルがこんなシリアスな演技を見せるのに驚きです。

映画の感想は自身にパニック発作が起きる前触れが感じられるような
過呼吸発作ともなんとも言えない重苦しい雰囲気の連続でした。
でもこれが「192高地虐殺事件」の史実に基づいた映画で、
事件と映画がほぼ同じ内容である事に心臓が高鳴り、涙があふれそうになります。

太平洋戦争で日本軍は「慰安婦」という言葉を作りました、
でも結局、アメリカ軍でも同じことなんです
何が同じかというと戦争の狂気なのです。
戦争に正義などないのです、人間の理性を狂わせ
正しい行い、命の尊さなど微塵もなく吹き飛んでしまうのです。
戦争で起きた殺人、非道な行為は無罪に等しいのです
でも街中で起きた殺人は有罪なのです。

あの手塚治虫先生も作品中で
「戦争は人間のひとりやふたり殺して罰せられん」
「だが・・・戦争が終わるととたんに殺人は犯罪になってしまう」
「こんな不都合なことがあるのか!?」
      「ブラック・ジャック『あつい夜』」より引用
と描いておりまったく手塚先生その通りです。

鑑賞し終わった後の疲れ方が『プラトーン』に良く似ております、
プラトーンに続くフィクションではない戦争の実状がとてもココロに響きます、
昨日も書きましたが、やはり戦争は後味の悪いのが秀作です、
戦争はどこまで行っても不幸でしかないのです。
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