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2022年10月24日09:51

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富士フィルム中共工場は早期退職希望者多数で売却から撤退へ

富士フイルム系、中国の複合機工場閉鎖へ 売却を撤回
2022年10月24日 2:00

富士フイルムホールディングスの事務機大手子会社は中国上海の複合機工場を閉鎖する方針を固めた。7月に工場を中国企業に売却することを決めていたが撤回する。早期退職希望者が想定よりも多く、売却後の生産継続は困難と判断した。中国政府は外資企業に対して中核部品などの生産を中国で実施するように求めることを検討しており、技術流出の懸念が高まっていた。

中国では現地当局が4月、業界ごとに製品の技術などを定める「国家標準」を巡り、ハイテク製品を手掛ける外資企業に対して中国で設計や開発、生産をするように求める検討に入っていた。特に複合機やプリンターなどのオフィス機器が対象となっている。経済産業省や日本の関連業界からは中国への技術流出につながると懸念の声が上がっていた。

富士フイルムホールディングス子会社の富士フイルムビジネスイノベーション(BI、旧富士ゼロックス)が中国市場向けに中低速の複合機やプリンター、トナーカートリッジを開発・生産している。上海市の工場の生産を2023年5月末で終了し、24年半ばにも閉鎖する。

同工場を巡っては、富士フイルムBIが7月、現地で自動車部品やオフィス機器などを手掛ける億和精密工業控股(広東省深圳市)に約12億円で売却すると発表していた。当初、売却の理由を生産体制の最適化とし、基幹部品のプリンターヘッドなどは日本で設計・開発を続けると説明していた。工場の従業員は約900人いるが、売却の過程で募った早期退職希望者が想定よりも多く、工場を運営できないと判断した。

工場で生産している中低速複合機などは他拠点に生産移管する。富士フイルムBIは上海のほか中国深圳やベトナム北部のハイフォン市に複合機の生産拠点を抱えている。足元で円安が進行するなか、部品の調達コストなどを考慮して移管先を検討するとみられる。

複合機は光学や化学、通信など高度な技術の擦り合わせが必要で、日本企業が得意としてきた領域だ。技術力の高さが中国などの参入障壁となってきた。

特に複合機は中国で日本企業の存在感が大きい。富士フイルムBIの中国での複合機のシェアは2割程度でコニカミノルタなど日本企業と首位を争う。米中対立が続くなか、中国当局はIT(情報技術)製品の国産化を急いでいる。外資企業は中核技術を事実上渡すか、中国市場から撤退するか選択を迫られる。

業界内からは「中国企業に技術が流出する可能性がある。中国政府の要求への対応には業界全体で足並みをそろえて対応する必要がある」(事務機メーカー幹部)との声も出ていた。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC20C180Q2A021C2000000/
>外資企業は中核技術を事実上渡すか、中国市場から撤退するか選択を迫られる。

富士フィルムは中共市場から撤退する道を選んだみたいです。
習近平の文革により、今後の中共経済は衰退して行くので、正しい選択ではあります。

ただ、コニカミノルタを始め他の日本企業は決断しかねているみたいです。
逃げ遅れるか、骨を埋めるか、台湾侵攻が早まっているみたいなので、決断の時が来てます。
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