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2022年07月25日22:34

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桜島 レベル5「避難」噴石に厳重警戒 目立った変化確認なし

桜島 レベル5「避難」噴石に厳重警戒 目立った変化確認なし
07月25日 19時06分、NHK NEWS WEB 配信より

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20220725/5050019682.html

桜島で起きた爆発的な噴火を受けて、気象台は噴火警戒レベルを最も高いレベル5の「避難」に引き上げ、火口からおおむね3キロ以内で大きな噴石に厳重に警戒するよう呼びかけています。

一方、気象台は25日朝から現地調査を行いましたが、目立った変化は確認されなかったということです。

鹿児島地方気象台によりますと、24日午後8時すぎ、桜島の南岳山頂火口で爆発的な噴火が発生して大きな噴石が火口から東の方向に飛び、2.5キロ付近まで達しました。

気象台は、活動が非常に活発化しているとして噴火警報を発表し、桜島では初めて、噴火警戒レベルを最も高いレベル5の「避難」に引き上げました。

気象台は、南岳山頂火口と昭和火口から3キロ以内の有村町や古里町の一部で大きな噴石に厳重に警戒するよう呼びかけています。

また、火口からおよそ2キロの範囲では火砕流に警戒が必要だとしています。

桜島の爆発的な噴火を受けて、気象台は25日、桜島で被害状況などの調査を行った結果、目立った変化は見られなかったということです。

桜島では24日午後8時すぎ、南岳山頂火口で爆発的な噴火が発生して大きな噴石が火口から東の方向に飛び、2.5キロ付近まで達しました。

これを受けて、鹿児島地方気象台では、噴石が飛んだ詳しい場所や被害の状況などを確認するため、25日、機動調査班の職員を派遣して、現地調査を行いました。

その結果、桜島の北部から東部にかけて降灰を確認したものの、小さな噴石は確認されず、目立った変化はなかったということです。

さらにヘリコプターを使って上空からの観測も行いましたが、火口周辺に雲がかかっていて、はっきりとしたことは分からなかったということです。

また気象台によりますと、火山ガスの放出量は速報値で2100トンと多い状態で、7月20日よりも200トン増えています。

気象台は「桜島に供給されているマグマの量がやや増えていることを示していると思われるが、特に大きな変化とはいえず、大規模な噴火につながる要素とは見ていない」としています。

今回の噴火の前には山体の膨張を示す地殻変動が観測されていて、この噴火のあとも山体が膨張した状態は続いています。

気象台は今後も同じ程度の噴火が発生する可能性があるとして、注意深く監視していくことにしています。

24日、鹿児島県の桜島で起きた爆発的な噴火を受けて、気象台は噴火警戒レベルを最も高いレベル5の「避難」に引き上げました。

噴火警戒レベルの引き上げと引き下げには判定基準が定められています。

気象台によりますと、24日の噴火の時点から数えて3日間に、火口から2キロを超える大きな噴石の飛散が認められず50ナノストレイン以上の山体の膨張が見られないことなどが、入山規制を示すレベル3に引き下げる条件となっています。

気象台は、24日の噴火のあとも噴火の前から始まった山体の膨張は続いているため、注意深く監視したうえで、総合的に判断するとしています。

桜島では、今月18日から山体の膨張を示すわずかな地殻変動が続き、気象台が警戒を呼びかけてきました。

鹿児島地方気象台によりますと、島内に設置したごくわずかな火山の膨らみを確認できる「伸縮計」では、18日から爆発的な噴火が発生した24日午後8時すぎまでにおよそ55ナノストレインの伸びが観測され、わずかな地殻変動が続いていたということです。

そして、24日午後8時すぎまでの1時間あまりでおよそ13ナノストレインの伸びが観測され、噴火直後には収縮しました。

気象台によりますと、その後、変化は概ね停滞しているものの山体が膨張した状態は現在も続いているとしています。

おととし6月4日の爆発的な噴火では、大きな噴石が従来の警戒範囲を超えて3キロあまり飛び、集落までおよそ100メートルの地面をえぐりました。

このときは48時間でおよそ120ナノストレインの伸びが観測されていました。

気象台は、今回も、わずかな山体膨張が一度に解消されると、多量の噴煙を伴った噴火が発生するおそれがあるとして、引き続き警戒を呼びかけています。

今回の爆発的な噴火を受けて、土砂災害が専門の鹿児島大学の地頭薗隆教授は、25日午後、国土交通省九州地方整備局の防災ヘリで桜島を上空から調査しました。

調査のあと、地頭薗教授は「桜島の斜面も桜島の東側の垂水市の海潟地区や牛根地区の山地も火山灰で緑がくすんでいるという状況ではなかった。雨による土石流に警戒をしなければならないという状況ではなく、これまでと同じような対応でいいことを確認した。きのうからの噴火に対して警戒のレベルを高める必要はない」と話していました。
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