先週末くらいまでは、さすが全面侵攻だと欧米の制裁がシャレにならないので、せいぜい いわゆる「自治国」に軍を駐留させる程度だろうと思っていた。自分の不明を恥じる。もっとも、ロシア国内でも「まさか本当に侵攻するとは思わなかった」という感想が少なくないし、直接の当事者であるロシア兵ですら「まさか本当に…」みたいな話もあるわけで、読めなかったとしても仕方ないだろうと自己弁護。
ここぞとばかりにバイデンをボロクソに言うトランプ。『だったら、お前(トランプ)はウクライナのためになにをしたんだよ』と思っていたら、トランプ政権下で供与されていたジャベリン対戦車ミサイルが 現在の戦闘で猛威を奮っているとのこと。トランプには正直すまんかったと思う。
戦況。どちらも大本営発表しまくっているので、何とも言えないところだけれども、欧米もロシアも「すぐに陥落する可能性が高い」としていたキエフが、丸一日以上持ちこたえているのだから、ウクライナが健闘しているのは間違いないだろうと。
どうもロシア側が、早期にケリをつけるために空挺部隊による首都周辺施設の強襲を乱発したものの、支援が十分ではなかったため、そこでかなりの損害を出してしまったみたいな話らしい。そうなのだとすると、典型的な空挺作戦の失敗例だろうと。
カザフスタンのトカエフ政権。昨年の争乱の際にはロシアに派兵してもらっているし、「騒乱の原因はウクライナの陰謀」とまで言っていたのに、今回の事態に対しては派兵するでもなく、むしろ明確にロシアと距離を置く姿勢の模様。世知辛い。
「ヘルメット」とバカにされていたドイツが、ついにやる気を出してスティンガー等の供与を表明。ノルドストリーム2もぶん投げたし、渋っていたSWIFTからの除外措置も賛成に回るとのこと。環境のためにインフラをぶん投げたり、そのインフラを人道のためにぶん投げたり、ドイツは良くも悪くもエキセントリックだなと。
ドイツが賛成に転じたことで、いよいよ現実味を帯びてきたSWIFT除外。もちろん抜け道はあるだろうけれど、ロシア経済全体をまかなえるほど大きな抜け道はないわけで、発動されればかなり厳しいことになるだろう。これまで様子見だったインドなども、これで旗幟をハッキリとさせるかも知れない。
もっとも、どれだけ戦況が思わしくなくても、経済制裁が致命的でも、プーチンが負けを認めない限りは どうにもならないのだけれども。今のプーチンにどれだけ理性が残っているのだろうか。よく分からない。
ログインしてコメントを確認・投稿する