ロシアが親露派の独立をロシアとして承認し、国扱いを始めているしウクライナ事態の混乱も結構、収まりのつかないところに来ている状況。
NATOはうごけない状態になっているし、アメリカもそれほど本腰を入れている様には見えないが、かと言って座して見過ごすわけにもいかず、って感じですね。
バイデン大統領としては、まさか戦争にと言う事はあったと思います。
少なくとも、金という面ではロシアに利が無いと思える訳でして、わざわざ危険を冒してまで他国を併合、併呑する事での利益と世界を敵にする事へのリスクを考えたらロシアの国力では無理ってのが有ったのは事実とおもいます。
そして、多くの日本の軍事通や、ジャーナリスト、また政治評論家と言うプロ職もまた同じ様に見ているといえるのですよね。
経済学者や社会学者も同様に、その様な事はないと言う予測を立てていたのが、西側自由主義陣営の、所謂知識階層ですし、政治・行政の関係者と言う事になります。
そして、困ったことにこの事を予測の範囲に入れているのは私を含むネット右翼といわれる界隈。
ネトウヨじゃありません、ネット右翼です。
ネット右翼は経済左派、国防右派なわけで所謂市民派の右派となります。
この市民派右派は、アメリカだったらクリント・イーストウッドが代表的でしょうね。
支持政党を共和党から民主党に変えたり、民主党から共和党に戻したりとしますが、一貫して通じるのは、自分達アメリカ国民の権利と幸福と主権の保護、生活の向上などです。
イーストウッドは、市長なども経験しそれを活かし映画を作る反面社会的または政治的に問題となることを映画と言う形で昇華し、世間に公表します。
しかし押し付けがましくもなく、淡々と話を積み重ねアメリカの抱える問題や未来の闇の部分を人に見せるのですね。
一番、上手くそれを利用したのはやはりグラン・トリノかなと思う部分もあります。
イーストウッドは朝鮮戦争への従軍体験から戦場の実態も知っているしその後の戦争の変遷も理解してる人で、総じて彼の作風は意外な事に「反戦」だったりします。
ですが、日本では共産党と赤旗などを含む自称リベラルがタカ派のイーストウッド、好戦派なんてくさしていました。
しかし、まあ評価を変えてもイーストウッドがインタビューに単独で応じてくれる事はないですけどね。
NHKで硫黄島からの手紙の件でインタビュー受けても祖先をないがしろにすんなよ的な発言もあり、無能右派やリベラル左派なんかが憤慨してましたけどねw
江川達也が硫黄島2作を国辱映画つってぶっ叩かれた事もありました。
と、まいどまいどのながーい前フリに続いてドナルド・トランプ話です。
現在限界ネトウヨ界隈や、Janon界隈などではトランプが未だにアメリカ開放の為に戦っているかの様に思っている記事を結構見かけます。
ペンスやヒラリーを倒す為に動いている等の話もでている様ですが、実際にはそんな事はございません。
ドナルド・トランプの経歴や年齢を少しでも知っていれば、彼の年齢がまずネックになることに気づくと思います。
そう、後期高齢者です。
彼が率先して動くとしても、年齢的に無理があり体力や生活の限度というものがあります。
指示を出すだけで良いのだと言っても大きな組織は会社だけですね。
会社という組織はどうしてもビジネスの枠から抜けられません。
アメリカは特にビジネスをする場合には法的な戦いも避けられず、政敵やライバル会社などの関係を考え、訴訟に巻き込まれない、また巻き込まれてもそれに対処できる様な準備や体制が常に必要です。
顧問弁護士や弁護士事務所との契約というのは、こういう事がある為に日本以上に進んでいるし弁護士事務所が会社経営に関わる事も多いのが事実と言う感じでしょう。
また、財界人ドナルド・トランプとして見るとかれは成功より失敗の方が多い男です。
父親の事業を継がず自力であれこれやって這い上がった男ですし、ニューヨークを発展させた恩人の一人でもある事は経歴にもでているでしょう。
彼が大成功したのは70年代も終わりの頃で、当時は砂の上に城を立てる男扱いでした。
が、蓋を開けてみれば大成功、それほど大きな会社ではなかった父親の会社で得た知識や実は下町に事務所作って情報を収集していたなどの、意外と堅実な面、努力家な面もあります。
この点では彼の感性はアメリカ人と言うより、日本の大阪商人に近い感じはありますね。
所謂聞き耳頭巾を使っていた人といえるのですね。
そして、自分のブランディングに対して相当な執着があります。
元々、アメリカが成り上がりものの国として、貧乏人でも大成功のチャンスがあると言う、アメリカンドリームが横行している国でしたが、実際にはそれは夢です。
マヂで夢。
貧乏人には勉学の可能性や起業や、上役への進言のチャンスなんてのが限りなく低く、そこにがっついて行くだけのパワーとスタミナがないといけないのはあります。
同時に、他者の成功を妬んで足をすくう者も多い国、なのですね。
故に、リベラルやネオリベは努力をすれば成功する、成功しないのは努力が足りないという言葉を操り、そして同時にそれが共産主義型全体国家を好む左翼リベラリストに転用されて日本に流れ込んできているとも言える状態ではありました。
その結果、日本はいまの惨状ですし逃げ切り世代こと団塊の世代は下の世代の努力を掠め取る口実を得たてなもんです。
先にいいましたようにトランプは図抜けた商売人であり、ブランディングの天才でありある意味ではエンターテイナーです。
映画に顔出ししたり、プロレスに参加したりとして、冷徹な企業家のイメージを使ったプロモーションや、自らリアリティショーを作りMCをしたりと、怖いながらも親しみやすいおっさんを演じたといえるのですよね。
それは大統領になってからも通用する手段で、習近平と会談中にシリア爆撃させるなんてのは、大阪商人の脅しを脅しとみせずに脅すっていう時代劇にある方法とほぼ同じだったりしますし、東京のボンボン扱いだった安倍晋三と仲良しになるのも、利害の一致が可能って面もありますし、アジア情勢の情報通だった事にもよります。
日本はそれでトランプと仲良くしてましたが、他国や財界人はそうもいきません。
トランプはアメリカファーストで、雇用の創出を謳っていましたし、財界による海外でのコスト削減による低価格競争に異を唱える面があったのですね。
アメリカ人の懐事情が良くなれば、消費はあがりそしてアメリカ経済も立て直せると言う理屈は、当然ですけど一般受けは良く、自称クレバーな人には受けが悪い。
自称クレバーな人は、経営利益が上がればその富でアメリカが強くなる、経済も活気づくと言う理屈ですが消費者が貧乏では意味がない。
消費者はそれこそ生かさず殺さずになってしまってる現状では、消費意欲がわかないってのはトランプは過去経験からしっているので、庶民への経済効果がでる方法をとった、と言う事になるのですね。
さて、ここでエプスタイン島の話がでてきます。
ここにはオカルトからエセ科学、スピリチュアル、オカルティズム、ミスティックシストとも言うべき人から、奇跡主義などあらゆる考えの「ヌルオタの妄想」「俄某の幻想」みたいなもんが出てくるレベルでは問題のある土地なんですが、このエプスタインさんの話なんてのは、実のところ70年代からいわれておりましてミッシングチャイルドなんてのはその一例。
アドレナクロムがどうのこうの、と言うより寧ろ少女性愛や少年愛、加虐嗜好を持つなどの金持ちやら何やらが集まって秘密パーティなんてのは結構摘発されているのですね。
大富豪のエプスタインさんは、島をかってそれで好き勝手なんてのはあるんですが、これもまた同様にホラーやミステリーのネタにされているある意味で公然の秘密。
カリブ海と言う、本土の手が伸びないところで好き勝手やるのは、日本でもタックス・ヘイブンなどで知られているので、想像しやすくなっている訳です。
で、この手の秘密クラブなんてーのは19世紀にも18世紀にもあって古い館を買った人は白骨のある地下室を発見!なんてのもあるんですよね。
で、トランプは意外とこれには入ってない。
入ってないのは成り上がりものだから「差別されている存在」なのだからですね。
これには子どもを喪った(ミッシングチャイルドとして)親や、過去に性的虐待を受けた庶民層の男女には、理想的に写ります。
エプスタインさんが、実際にいわれる通りのことをしていたか否かと言うと、おそらくはやっていた可能性は有ると思います。
なにしろ、欧米では(w)多くの金持ちや権威を得た人が最後に求めるのはどういう訳か永遠の命、なんですね。
特に老齢になればなるほど、その欲求は強くなりますがこれには宗教観が影響しています。
つまり、死後の世界への恐怖です。
キリスト教は欧米では規範であり、生活におけるモラルの象徴として機能しているので幼少の頃から教え込まれ同時に金持ちであればあるほど、教会やキリスト教の教えに則った生活をする事になります。
理由は単純で金持ちになると言う事は、七つの大罪の1つを犯していると言う意識ですね。
世代が続いた金持ち、富豪ほどそれを厳格に教え込むのは自分達が教えに反した金持ち、強欲の罪を持っていると思っての伝統といえる訳です。
この意識は、死後に天国の門をくぐれるかはたまた地獄の門をくぐるかの選択、選別がされることへの恐れとなって幼少期から強く染み込んでいくのですよね。
実際、ノブレス・オブリージュ=高貴な仕事、高尚なる責任などの意味の行為は、この七つの大罪を少しでも軽減する為に、社会や地域などへの奉仕を金持ち、富豪、貴族、著名人などが行う事での贖罪行為でもあったりはするんですね。
これが定着したのは中世に教会が免罪符を売って儲けた事による反省、とか。
で、トランプにはおそらくこの罪悪感はないのですよ。
というのは自分は努力して、不可能に挑戦したことの対価であるという認識。
同時に、雇用において才能による要不要は選別するものの、対価というか給与は水準かそれ以上を与えているという自負心ですね。
自分が儲けることで雇用を産み、同時に庶民の生活の向上に寄与し金持ちからは金を取るのならば神の教えに沿った経済活動だ、と言う理屈が彼にはあるのです。
これはインタビューで過去に答えているので、父親のやり方への反発も含めて彼の理念となってる様な感じですね。
父親はやはり当時の標準的な、ある意味で強欲で雇用者に対して厳しいだけの存在という批判をしてるのもありましたし。
これでまあ、トランプ人気が大衆の間で上がらない訳はないのですけれども、大統領としてなるとまた別。
つまり政治としてみると別で政敵との戦いはかなり厳しい。
政治の場で戦うには政治家や政治通、政治学者などはあまりに経済と大衆を知らないってのが敵味方双方で出てくるってのが彼の任期が一期だった事の理由とも言える訳です。
転じて同時期にエプスタインの話やその事に関して噂が飛び回り、トランプが救世主となってその島から子どもを助けたなんて話もあるにはあるのですが、実際には彼は司法に対して金持ち特権きにすんな!しただけですからね。
そりゃ金持ち界隈は恐れます。
なんで恐れるかって言えば自分達の死後の罪を数えたくないからですよね。
そのためにトランプには政治から降りてもらわないと困る、もともと自分達金持ちのための大統領のはずなのにってのはあるにはあるそうでw
ゲスですねw
そういう面でもSNSのアカウントが次々と凍結されたのは、商売上の敗北という事になりますが、彼は転んだら儲けて立ち上がる男です。
自前のSNSの話をすれば、ファンや支持者が着いてきますし、話題にもなる。
70代後半と言う年齢からしたらもうハードで過激なアクションは起こしづらいし、動きも取れない部分(ビジネス的には商売敵の目が厳しい)などがありスキャンダル対策もするでしょう。
となると、ドナルド・トランプは動かない。
政治的には期待が勝手に高まっていく事になりますでしょうし、所謂カルトなソシアルクラブは存在していくでしょうが、彼は動かない。
動くには彼の財力は減りすぎましたからね。
傍観からの、チャンス狙いではあっても政治的には何もしてないのが実情でしょう。
もちろん、いろんな人がトランプが戦っていると言う妄想を繰り広げていくでしょうけれども、トランプは次代に自分の事業を継がせる事を考えていますし(これもインタビューがある)そのために「ドナルド・トランプのブランド化」を成功させましたからね。
アメリカが衰退しようが分断しようが、トランプグループが生き残れば大衆を中心とした経済圏を作れると言う事はわかっているのですから、それをわざわざ壊す事もない。
特にロシアが動いてしまった今では、軍事力を持たないトランプにはなんら手立てはないですし、中國やロシアを叩く為に民主党の政治家と戦う理由もない。
逆に静観し、体力を蓄え、もしもに備えてのシェルタープロジェクトを動かしてるとみないと「企業家ドナルド・トランプ」としての慧眼が無くなったといわれるだけですからね。
多分、流通危機が起こったら彼は動くでしょうが、その前に日本を含む西側自由主義陣営の崩壊からの防衛としての、動かざること、だと思わないといけないのですよね。
なぜか、日本の政治家も経済人も、また政治に詳しい仕草の方々も彼が「ビジネスマン」であることや「財界人」であることを忘れて、救世主としてのドナルド・トランプを求めるんですよねえ。
ログインしてコメントを確認・投稿する