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2022年02月06日06:30

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ゲアハルト・シュレーダー の雑感

ロシア国営ガスプロム、独シュレーダー元首相を取締役に
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR04EC00U2A200C2000000/

首相在任中に ドイツ国内の原発の撤廃と、それに代わってロシアからの天然ガスパイプライン「ノルドストリーム」引き込みを決定した人。つまり今のドイツがロシアに頭を上げられないのは、大体シュレーダーのせい。

そのため首相在任当時からロシアとの癒着を疑われていたが、シュレーダー本人も特に隠すつもりもなく 首相退任から程なくしてノルドストリームの役員に就任。

ロシアのクリミア併合の際には、欧米諸国の批判をよそにロシア入りしてプーチンとパーティー。欧米が課していたロシア国営石油会社ロスネフチへの経済制裁を批判。後にメドベージェフからの直々の指名で、ロスネフチの取締役に就任していたことがすっぱ抜かれる。

そのあまりの厚顔っぷりにドイツ国民もドン引き。すっぱ抜かれた直後の総選挙では、元々シュレーダーが所属していたドイツ社会民主党(SPD)がとばっちりで大敗。欧米の政治家がロシアに買収されたことを意味する「シュレーダリゼーション」という造語も発生。

シュレーダーは中国とも関係していて、中国が人権問題で欧米から総スカンくらっているときに、元ドイツ首相の肩書で中国主催のイベントに参加し、中国を褒め称える なんてことを繰り返している。

私生活では離婚と再婚を繰り返し、4番目にあたる現在の妻は韓国国籍。この人との再婚後は、やたらと慰安婦問題へのコメントを繰り返すようになった。

そのあまりに分かりやすい操られっぷりに、保守系まとめサイトでついた二つ名は「ドイツの鳩山」。さもありなん。


で、今回シュレーダーが取締役に就任するロシア国営ガス会社ガスプロムは、ノルドストリームの親会社。これまでの流れがあるので、ドイツ国民も別にビックリしたりはしないだろうけれど、ウンザリはするだろうと。

現在のドイツは三党による連立政権で、ショルツ首相が所属する第一党は かつてシュレーダーも所属していたSPD。SPDは、上述のとおり シュレーダーのスキャンダルのとばっちりで選挙で負けたことがある。

ロシアは揺さぶりのつもりでシュレーダーを取り立てたのだろうけれど、そういう苦い経験のあるSPDなので、シュレーダーのイメージを払拭するために、むしろ逆に態度を硬化させる可能性もある。さてどうなるだろうか。
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