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2022年01月13日20:29

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日本の食品メーカーが新興国の投資を見直し中

キリン、中国飲料の合弁解消へ 1000億円で持ち分売却
2022年1月13日 18:00

キリンホールディングス(HD)が中国の飲料大手、華潤集団と現地で手掛ける清涼飲料の合弁事業を解消することが分かった。合弁会社の持ち分4割すべてを1000億円前後で中国系ファンドに売却する。伸び悩んでいた現地の清涼飲料ビジネスを縮小し、海外はクラフトビールなど付加価値の高い事業に投資を振り向ける。新興国市場の取り込みを狙ったキリンの海外事業が転機を迎えた。

中国の飲料合弁「華潤麒麟飲料」は2011年にキリンHDが4割、華潤が6割を出資して設立。キリンHDの出資額は330億円で、キリンビバレッジの紅茶飲料「午後の紅茶」やコーヒー飲料「ファイア」を製造・販売していた。

キリンHDは早ければ2月にも持ち分を売却する。中国系ファンドとは契約に向けて最終調整している。22年12月期の連結決算に売却益を計上する見込みだ。

中国では全額出資の麒麟啤酒(珠海)公司などを通じて「一番搾り」を製造している。華潤との合弁解消で清涼飲料の製造からは撤退することになる。清涼飲料については今後、合弁会社へのライセンス供与を通じた自社ブランドの販売を模索していく方向だ。

キリンHDは10年前後に新興国での事業拡大を目指し、現地のビール会社や清涼飲料メーカーを相次ぎ買収したが苦戦。11年に現地のビールメーカーを約3000億円で買収し、その後の競争激化で17年に770億円で売却したブラジルなど、ビジネスを縮小してきた。アサヒグループホールディングスも18年に中国のビール大手、青島ビール株を売却するなど、日本の飲料大手が相次ぎ新興国ビジネスを見直している。

キリンHDは日本経済新聞の取材に「常に事業構造の組み替えは検討している。本件で決まっていることはなくコメントは控えたい」とした。

キリンHDは21年、オーストラリアの乳飲料事業を豪乳業大手のベガ・チーズに約450億円で売却した一方で、同国のクラフトビール大手、ファーメンタム・グループや米同業のベルズ・ブルワリーをそれぞれ約400億円で買収。海外は先進国での付加価値の高い商品へのシフトを進めている。キリンHDは中国の飲料合弁の解消で得た資金を活用し、新たな成長分野への投資に振り向ける方針だ。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC05D1M0V00C22A1000000/
>日本の飲料大手が相次ぎ新興国ビジネスを見直している。

米国がインフレを理由に金利を上げようとしています。
新興国での投資に必要なドルが米国へ戻って行くので、地元で集める資金の金利が高くなり、より高収益な事業へシフトしないと生き残れなくなります。

円安傾向が続くので、思い切って日本に戻ると言うのも有りだと思うのですが、電力料金と法人税の高さで、躊躇するのでしょうかね^^;
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