デビューはそんなに難しくない。
今は雑誌がいっぱいあるのと、スマホが普及して
短編の書き散らしがよくあって、練習がしやすい。
かつては3.5大誌(0.5は飯田橋)しかなく、
そこの青年部門、少年部門、少女部門で
賞をとれば、掲載デビューは可能
ただ当時はドラゴンボールやワンピースなど、長編が多く
短編読み切りの腕を磨こうにもサンプルがあまりなかった。
コミックの書き方、で石ノ森先生がチラ書きした霧隠れ歳三の話とか
死に落ちや闇落ちが多いか、あまりなかった。
短編の良品に如何に触れていかに自分の個性に取り込むか、が
短編作りでは一つの結論だけど
これではデビューどまり
この”デビューゴールスランプ”にデビューしてから気づく
新人があまりに多いので原作が付いたりする。
で、はねっかえりの私のようなものはあくまで全部自分でやる
と盾突いて干される(笑
そこまで行く人もあまりいないけど、
デビュー後に都落ちするもの、壁に頭を打ち付けるもの
いろいろ若者がおかしくなる。
連載にありつくためには、何でもいいがキャラクターのパイロット版を
作る必要があって
担当の推しも必要になる。推してくれる担当に出会うには
こいつを捨てるのは惜しい、と思う何かを持っていること。
このレベルなら自分でコントロールできる。
一番いいサンプルが北斗の拳の霞ケンシロウ版読みきりなのだが
ああいうのはなかなか書けない
でも当たれば儲かった。
連載時は儲からないが、特別単行本1で報われる。
その後、ゲームが出て雑誌が増え、薄い雑誌など増えて
漫画描きの小仕事が増えたので、希薄化した。
希薄化の麻薬性、怖さは前にも書いた通り。
でもパチンコから風俗までこんなたくさん隙間の仕事があるのか、と驚いた経験がある。
こういうのは東京に住んでないと回ってこないで
私のように地方からガンガン賞取っても田舎者はわからないから
スパッとやめる。
今はスマホ、ネットが増えたけど
正直キャラクターはネタ切れ。
舞台も使われつくした。
真面目にフクイチ処理リアルマンガがあるし
次はコロナの医療関係漫画?
あんまりない。リアル職業紹介マンガばかり。
二月の勝者も塾講師マンガ
あとは
わたしかわいそうな精神障害
旦那キモイ
ネタしかないぞ
何でかというと、みんな同じことをやってるから
開発されつくして、新規のキャラはもう出ない。
鬼滅の刃もドラゴンボールもやってることはあまり変わらない。
みんな同じように同じような傑作を書いてるのに
なぜかある人は読者が受け入れて
ある人は読者が拒否する、という不思議なことがプロのレベルで起こる。
スケートで金メダルの取れない浅田真央がなぜか一番人気だったのと同じ。
なぜかわからない。
なぜかわからないが、手塚先生の名言で
その人にはその人の何が受けているか、絶対にわからない
だからとにかく描くしかない
とあるから、なんで売れてるか死ぬまで本人にはわからない。
売れることの計算が売れるまでできないから
この手の育成は困るのだ。
どんな世界の売れっ子でもなぜ自分が売れたかわかってて
デビューした人はいないはず。
いつの間にか続いてた、という人ばかりで
工夫したしたいうけれど、それ以前に受け入れられているのに
気づいてない。
この門前払いがわからないで突撃しまくると悲劇が起こる。
ただ、誰でもあるレベルに達していれば
どこかほかの業界で思わず受け入れられる、ということはあり得る。
売れなければ河岸を変えるのは有効。
手塚賞でいうと、原稿仕上げて送ったものが400本くらいある
そのうち起承転結がそろってるのは10本前後
画が人の形になって背景がついてるのが5本くらい
後の390本はゴミ。
でも仕上げられなかった原稿800本はあり
ページに収まらないのは2000本
頭の中で書かれているのが20000本くらいある。
その裏がわかると、起承転結を仕上げられれば何らかの賞はもらえる。
仕上げ方は小遣いくれたら教える(笑
そこで読んでもらえる担当が付く
ここから地獄の始まりです。
3年持ったら良いかな。
鬼滅の刃の先生はデビュー後の、編集会議でパイロット2回落ちているそうだから
(一回落ちると人生終わるくらいのショックがある)
もうほとんどやる気がなくて鬼滅の刃はもうどうにでもなれだったのだろう。
だからなぜ売れたかわからず一番驚いているのは本人だと思う。
同様に漫画家にかじりついて45歳まで芽が出ず
過労で脳梗塞で半身不随になった先輩もいるし、
しぶとく小仕事でその日暮らしの人もいる。
すぐやめて別業界でうまくいく人もいる。
人生は本当にわからない。
でも藤井棋聖を量産しようと思っても無理だと思うし
需要がそろそろないからマネタイジングを考えてあげたほうがいいと思うけど?
今は幾らバズっても、連載とっても増えるのはストレスと脂肪だけという
問題が起きている。
鬼滅の刃は紙がないと刷れないから、いざ紙本の時代に戻ると
ネット時代でもマネタイズが可能というテストケースになった。
今は私の子供時代のように一日立ち読みし放題という書店はないので
勉強マンガが一番いいだろう。
とにかく子供が漫画読めないんですよ。そりゃスマホゲームばかりになる。
教育に悪いマンガもほとんどなくなったのに、全部袋とじで読めない。
満喫は年齢制限がある。
だから学習漫画。
昔は学習漫画は最後の救護者みたいに言われていたけど。
「5人に1人がプロデビュー」令和の“トキワ荘”、プロ漫画家を生むシステム構築と功績
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=6805944
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