■大統領暗殺のハイチ、次は首相の暗殺未遂 式典の教会を包囲して銃撃
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7月前半、モイーズ大統領が武装集団に襲撃されて死亡。法律上は暫定大統領に就くのは最高裁長官であったが、長官は襲撃事件前にコロナで亡くなっていて当時は空位。首相のクロード・ジョセフが自らの暫定大統領就任を宣言。事実上の戒厳令を敷いて 暗殺実行犯の一部を逮捕した。
しかし、以前からクロードとモイーズの関係は悪化していて、暗殺の数日前に モイーズは元神経外科医のアリエル・アンリを新首相に指名したことを表明し、あとは正式な手続きを行うだけだったという状況。クロードは首相であるかどうか疑わしい立場だった。
当然のごとくアンリは首相職の引き渡しを要求。クロードはこれを拒否する構えだったが、アメリカはアンリを支持。7月後半になってアンリが首相、さらには暫定大統領の地位を引き継いだ。
9月。暗殺に関わったとされる行方不明中の男性の携帯電話に、暗殺直後にアンリからの通話があったとして、司法省がアンリ首相の出国禁止措置を発表。アンリ首相は当然反発、政治的な意図を持って捜査をしているとして司法長官の更迭を主張したが、アンリには司法長官を自由に任免する権限がなかったため、捜査は未だに続行中。
で、こんどはアンリが暗殺されそうになったという話。モイーズ暗殺は当時日記のネタにしたのだけれども、その後こんな面倒くさいことになっているとは思わなかった。
今回のアンリ暗殺未遂と、モイーズ暗殺に関連性があるかどうかは不明。生前のモイーズが、クーデター未遂を口実に、対立していた最高裁判事などを一網打尽にしたことがあったが、今回もそういったことなのかもしれない。
クロード前首相が主導した暗殺事件捜査で「なぜか熱烈なモイーズ支持者が現場に入り込み、暗殺犯への怒りのあまり、重要な遺留品を破壊する」という不審極まりないアクシデントが発生したことがあった。とにかく不審なことの多い暗殺事件だったわけで、アンリが死亡した上で、全ての責任を負わせることがことができれば、ずいぶんと楽にはなるだろうなと。
もっとも、与党をバックにしたギャングと 野党をバックにしたギャングが 市街戦を繰り広げているような国なので、単にイラッとしたギャングが勢い任せにやっただけかも知れないが。
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