■スーダンのハムドク首相、辞任を発表 解任後の復職に批判相次ぐ
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・スーダンは歴史的にクーデターによる政権交代が多い。
・ハムドクの前の首相であるバシルも、クーデターで権力を掌握した元軍人。
・バシルは軍の支持のもと、長期に渡って政権を維持した。
・しかし、バシルは石油資源のある南スーダンの独立を抑え込むことに失敗。
・貴重な外貨獲得手段であった石油資源を失ったスーダンは通貨価値が下落。
・スーダンは主食である小麦を輸入に頼っていたため、通貨価値下落で食糧価格の高騰に陥る。
・食料価格高騰に国民のデモが続発。ここ至って軍もバシルを見限り、クーデターを決行。バシルは逮捕拘束され、軍高官が首相就任を宣言する。
・しかし、軍による政権掌握に国民の多くが反発。欧米からの批判も相次ぎ、軍は高官の首相就任を撤回。代わって首相に立てたのが文民出身のハムドク。
・もっとも、ハムドク政権への完全な権限移譲は行わず、軍が一定の権限を維持。2023年に行われる選挙をもって、権限移譲を完成させるということになった。
・ハムドクと軍はそれなりに上手くやっていたが、ハムドクが 軟禁されているバシルを ダルフール紛争における虐殺問題での国際裁判に出廷させることに同意したことから 状況は変化する。
・ダルフールでの虐殺には軍も関わっていたため、バシルの証言次第では、軍にも累が及ぶ可能性は大。ゆえに軍としては、バシル出廷は認められることではなかった。ハムドクと軍との間は緊張する。
・9月に軍の一部がクーデターを起こすが、この時には軍主流派は動かず、クーデターは失敗。このままハムドク政権を維持するのかと思われたが、約1ヶ月後に軍主流派がクーデターを決行。ハムドクら政権メンバーを拘束する。
・しかし、バシル政権崩壊のとき同様に 国民と欧米が軍事政権成立に強く反発。状況が厳しいと判断した軍は、再びハムドクを首相に据える。
・しかし、急進化した国民の一部は「再び軍に首相に据えられたハムドクは 軍のシンパで裏切り者」として、ハムドク政権に対してもデモを開始。
・デモ鎮圧で市民に死傷者が出るに至って、ハムドクは辞任を発表した。
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