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2021年05月23日21:28

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アルコール燃やし大会

例によって趣味の話です。

アルコールバーナーを研究・開発名目で買いあさったりしたりして、気付いたら室内の災害備蓄分を含め燃やし切ってしまいました。あーゆーアウトドア系の機器は、どうしてもCOが発生する関係で室内では燃やすべからず、なのですが、外に行くのも面倒だしね。

世の中にはより便利なガスバーナーが存在するので、わざわざアルコールバーナーを使うメリットは薄いのですが、軽い事、静かな事に加え、「アマゾンで買っていつもキャンプで使ってるアルコールバーナーは南極でもヒマラヤでも使用可能」という汎用性があるため、ロマンを求めて使う人が(多くはないでしょうけど)一定数いるのでしょう。

自分の燃焼仮説に近いものを市販品の組み合わせでテストしたところ悪条件でも熱暴走せず、仮説の一定の正しさを確信しました。特に境界層を意識した吸排気は、燃料消費対 加熱効率の比率で良い影響を与えているようです。

が。市販のアルコールバーナー類は、個人的に要求する燃料消費に比べてリッチ、燃料供給過剰ではないかと思われます。とはいえそれでも、トランギアをはじめとする旧世代アルコールバーナーは、燃料供給は小さいものの本体形状が乱流しか生まない形をしているので適しません。何考えてあの形してんだ、と悪態をつきたくもなりますがよく考えると連中は別に境界層吸排気とか考えていないわけで、仕方のない話ですね。

とにかく、燃料消費を減らして、その代わりに十分な酸素を取り込んで完全燃焼させる事で、同じ燃料からより大きな熱エネルギーを生み、効果的に加熱できるのだぁ(←熱暴走)

そのためには十分な圧力で揮発アルコールを吹き付ける必要があります。しかし(開放型の)アルコールストーブ の上限圧力は「入っているアルコールの水深」で決まる・・・。水10mで1気圧なので、アルストの水深1cm(1mmの時すらあるわけですが)では1/1000気圧、アルコールの比重を考慮に入れると8/10000気圧。。。ベルヌーイの定理により噴出口を絞れば加圧できますが、それでも100倍ってことはないでしょう。ええと、0.08気圧程度が限界。。カセットガスなどの0.5気圧とは文字通りケタが違うわけですな。まぁわかってました。

ちょっと脱線しますが、炎とは、特に目に見える火炎とは、「気化ガスと空気の境界面」です。考えれば当然ですが、蒸気化したアルコールだけでは燃えません。「空気と触れ合って初めて燃焼」するので、炎は空気と気化ガスの境界面で燃焼したガスが見えているわけですね。

アルコールバーナーの火が見えづらいのは、混合気を燃焼させるガスバーナーと違い、面で燃焼しているからです。ガスバーナーの炎は中まで炎ですが、アルコールの炎は中は生蒸気(なま蒸気、いま命名)にすぎないのです。

と、いうことはアルコールもあらかじめ混合して燃焼させればいいやん!と思いついたのですが、これあれですね。アルコール鉄砲ですね(アルコールバズーカともいう)。前回のガスタービン燃焼に引き続き鍋を吹き飛ばす結果になりそうなので、いったん撤退します。給気&噴出速度がガスの燃焼伝播速度を上回れば爆発しないわけですが・・・自信がないぞ笑

なんだかんだで実験&考察は楽しいですね。毎回爆発エンドが紛れ込んでくるのがアレですが、爆発しない方向でも考察は深まりつつあり、おぼろげながら完成系は見えてきました。まぁ製造に至るまでが長そうですが、当面は楽しければよし、で。



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