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2021年04月28日23:57

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ホンダCB400SF/SB存続の危機?!

ユーロ5時代に向けたニューモデルラッシュの陰で、長い歴史を持ちながらも消えていくマシンたちがある。最近だと43年の歴史を誇るヤマハSR400の終了が大きな話題となった。そして今度はSRに匹敵する30年の歴史を持つ偉大なマシン・ホンダCB400SF/SBの身にも…?
ホンダのCB400スーパーフォア/スーパーボルドールが、ついに生産終了となる方向で検討されているという情報が舞い込んできた。心配していたことがいよいよ具体的になってきたか、というのが我々の感想だ。

というのも、兄貴分のCB1300シリーズこそ’21モデルでユーロ5に対応した新型になったものの、400は’19年末にシルバーの受注限定色が発表されたのを最後に、現在に至るもその後は何の動きもない。ご存じのとおり継続生産車は’22年11月をもってユーロ5相当の環境規制に対応しなければならない。まだ1年半の猶予があるとはいえ、前倒しで続々と新規制に対応したマシンが登場しているのを見れば、心配するなという方が無理のある話だ。
───【HONDA CB400 SUPER FOUR/SUPER BOL D’OR】現行型はSF/SBともに往年のCBX400Fを思わせる赤と青、それに単色ブラックのカラーリングをまとい’18年11月に登場。全車ABSが標準装備となり、SBにはグリップヒーターとETC2.0車載器が標準装備されている。■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 399cc 56ps/11000rpm 4.0kg-m/9500rpm ■車重201kg(装備) ■タイヤF=120/60ZR17 R=160/60ZR17 ●価格:88万4400円〜/104万600円〜 ※諸元はSF〈ギャラリー写真2-3〉

今回入手した情報も、そのユーロ5を通すコストが最大の理由となっている。一説によると対応だけで必要な開発費は億単位。それを400ccというほぼ日本だけのガラパゴス市場で回収できるのか、という当然と言えば当然の議論が交わされているようなのだ。もちろん開発コストは車両価格にも跳ね返ってくる。が、やはり4気筒は高い。現行でもネイキッドのスーパーフォアでは88万4000円〜。カウル付きのスーパーボルドールに至っては104万5000円〜とついに大台を突破して、メインユーザーになるであろうエントリー層にはおいそれと手が出せない価格帯になっている。そこからさらに価格が上昇して、市場性があるかと問われると、なかなか難しい案件だろう。

それでも、だ。CB400は日本車のアイデンティティとも言える”並列4気筒”を搭載し、しかも30年近くホンダがたゆまぬ改良を続けてきた珠玉のマシン。エンジンの爽快感や完熟きわまった操縦性、磨き上げられた乗りやすさや完成度では未だ同クラス他車の追随を許さず、筆者などはスチャッと緻密かつ気持ちよく入るシフトフィールに、設計技術だけでなくホンダの生産技術の高さまで感じてしまうほどだ。

CB400は”1台のバイクを育て続けること”の重要性を教えてくれる存在であり、今後こういったバイクが2度と出てこないのは明白。なくしてはいけない日本車の1台、ホンダを象徴する1台として継続すべきだと我々は考えるのだ。価格が高いとはいえ’20年は2231台を販売し、400ccクラスではランキング3位と実は堅調。まだまだ多くの人に必要とされている。
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