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2020年12月18日19:11

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新しい資本主義の形は、流動価値かと。

表題はアレですが、現時点でも資本主義や、社会主義であっても実際の価値観は流動的です。

現時点で世間の方々は定価が「規定された正しい価格」だと思っていますが、その一方で「定価よりも安く買えること」には疑問を感じないという矛盾した価値観を持っています。
現在、転売ヤーの登場によって、定価以上で販売されることに反発がありますが、資本主義的な価値観から見て、この行為が公に否定されることはないでしょう。あったとしても、ごく一部の食料品をはじめとした生活必需品に限られるはずです。

この理由は簡単で、
・その商品が欲しいので定価よりも高く買うこと
・別にいらないので、定価より安くなるまで買わないこと
は論理的に同一であり、政府等が規定することができないからです。
(「高く買う分にはダメってことにしよう」と短絡的に考えた場合、そもそも定価のない商品は対象外になり、それを規定した場合は無意味に定価を高くつけておくという方法で容易に回避できる)

定価やメーカー希望小売価格が生まれた背景には、同業者協定があると見て良いでしょう。世の中にはどの世界にも問屋があり、例えば

メーカー →→→→→→→→→→→→→→→→→小売店
メーカー →→→一時問屋→→→二次問屋→→→小売店

という2ケースで、店頭価格が大きく変わってしまったら小売店からメーカーへのクレームの嵐になり、メーカーが直接全て小売店に売らなければならなくなり・・・と、大変なことになってしまいます。もともとメーカーは流通や資本に余裕がないから問屋に頼るのです。

ところが、アマゾンをはじめとする問屋的小売店の台頭により、メーカーはユーザーに直販できるようになりました。その結果、「小売店が問屋から仕入れるよりも、ユーザーがAmazonで買う方が安い」という状況が生まれています。今後、問屋や小売店は(ここ10年の傾向をさらに加速し、)どんどんと先細りになっていくでしょう。

話を元に戻しましょう。もしメーカー(や興行主)が、
・企業なので、現状以上に稼ぎたい
・転売屋の評判の悪さを避けたい
となった場合、答えはシンプルです。
「メーカー自体が(Amazonのようなプラットフォームを用いて)オークション形式での販売を行うようになる」です。

Amazonが登場した時に、小売店や問屋の未来を予測できていたのなら、このことも自明でしょう。実際にこれが行われているのが「上場した瞬間の株式」です。「固定された定価」というものが、幻想ですよというお話。



■「SL鬼滅の刃」再び 1秒で完売、「うまい!」駅弁も
(朝日新聞デジタル - 12月18日 17:05)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6347684
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