横山ホットブラザーズの横山アキラさん死去 88歳
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「横山ホットブラザーズ」の「長男」・横山アキラ(本名・横山彰)が腎不全で亡くなった、ですか。「小松の親分さん」こと小松政夫が78歳で亡くなるとニュースに続いて「お笑い」界に大きな足跡を残した人の訃報が続きましたが、戦前から上方演芸の世界で活躍、独自のスタイルを築いたファミリー音曲漫才トリオとして唯一無二の存在だった横山ホットブラザーズの中心人物であり、ミュージックソー(鋸)を鳴らしての「お〜ま〜え〜は〜ア〜ホ〜か〜」で一時代を築いた存在でもありましたね。
横山ホットブラザーズは、戦前の昭和11年に楽団出身の父・横山東六が妻の登志子、娘のセツコ、リュウコに弟子一門を従えてバンドスタイルの「横山トーロクショウ」として結成、翌年に「次男」マコトが、後にアキラが加入、戦後に「横山ファミリーショウ」を経て、昭和27年から「横山ホットブラザーズ」として大阪を拠点に活動を続け、途中、横山東六の弟子の加入を経て、昭和41年に「三男」のセツオが加入し、昭和50年に東六が引退して現在の兄弟トリオの形になったと言う沿革があるようで、昭和46年に上方漫才大賞(第6回)奨励賞、平成3年に上方お笑い大賞(第20回)審査員特別賞、平成6年に上方漫才大賞(第29回)審査員特別賞、平成8年に文化庁芸術祭(第51回)大賞、平成15年に上方漫才大賞(第38回)大賞を受賞、平成21年に上方演芸の殿堂入りを果たし、平成29年に長年の功労が評価されて大阪市の無形文化財に指定(上方漫才部門では夢路いとし・喜味こいしに次いで2例目)と言う栄誉を得ているとか。
「お〜ま〜え〜は〜ア〜ホ〜か〜」のミュージックソーの他、マコトのアコーディオン、セツオのギター伴奏付きで「荒城の月」「六甲おろし」「お正月」等を演奏すると言った持ち芸があり、他に、フライパンやガラクタパーカッション(おもちゃの木琴を中央に、周りに左からうちわ太鼓、ひしゃく、ちりとり、ホーン、小型のフライパン、などを装備したミニチュアのパーカッションセット)などを用いた音曲漫談であり、東京では大阪ほどの知名度はなかった中とは言え「お〜ま〜え〜は〜ア〜ホ〜か〜」には根強いファンがおり、何かの番組でロックギタリストのCharが紹介だか共演だかをしているのを見たことがあります。
兄弟トリオとなってからは半世紀近く活動を続けていましたが、記事によれば、大阪市の無形文化財指定の前後から体調を崩しがちになり、施設でリハビリを重ねていたとか。元々腎臓が悪く、最後の舞台無形文化財指定の前年だったのだとか。享年88とのことですが、「次男」マコト86歳、歳の離れた「三男」セツオ74歳と「寄る年波には勝てず」な年齢になってしまい、活動もままならぬと言う状態になったと言うことなのでしょうかね。合掌。
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