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2020年11月12日04:36

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初代日産シーマ

伊藤かずえ、30年ともにした初代シーマで疾走 メンテナンス行き届いた美ボディーに「これが真の愛車」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=6302239

1988年(昭和63年)、日産自動車が販売していた高級セダン「セドリック」「グロリア」の更なる上級仕様として発売され、モーター店系列(ローレル販売会社)向けの「セドリックシーマ」、プリンス店系列(スカイライン販売会社)向けの「グロリアシーマ」[1]がラインナップされた。日産には法人・ハイヤー向けとして、最高級乗用車「プレジデント」があったが、シーマは一般オーナー向けの最上級のモデルである。全車が「3ナンバー」登録車である。

当初の1年間だけで36,400台が販売され、初代モデルの4年間の販売台数は12万9,000台にも及んだ。この状況は当時の高額商品に対する旺盛な需要の象徴として『シーマ現象』と呼ばれた。1991年(平成3年)には2世代目モデルに移行したが、景気の後退などの影響もあって販売は減少し、4代目モデルの年間販売台数は294台(2009年)に留まり、販売不振と後に施行される最新の安全基準を満たさなくなることを機に、2010年(平成22年)8月をもって一旦生産・販売が中止された。しかし2012年(平成24年)5月にフーガハイブリッドをベースとしたハイブリッド専用車として復活している。

詳細は「日産・Y51」を参照
2代目モデルまでは日本国内でのみ販売されていたが、3・4代目は、日本国外で展開されているインフィニティブランドのフラグシップモデル 「Q45」の兄弟車になった。また4代目はプラットフォームをプレジデントと共有しており、両車種で日産のフラグシップと位置づけられていた(マキシマを有する北米と、セダン市場から撤退した西欧を除く)。5代目は「インフィニティ・Q70」のロングモデルになったため、日本市場での日産ブランドだけでなく海外市場におけるインフィニティブランドの乗用車系のフラグシップの位置付けとされている。

初代 FPY31型(1988年-1991年)
日産・セドリック/グロリアシーマ (初代)FPY31型 
後期型フロント Nissan Cima FPY31 001.JPG
後期型リア Nissan Cima FPY31 002.JPG
販売期間 1988年 - 1991年
設計統括 三坂泰彦
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドアピラーレスハードトップ
エンジン V6 3L VG30DET/VG30DE
駆動方式 FR
変速機 4AT
サスペンション 前: ストラット
後: セミトレーリングアーム
全長 4,890mm 全幅 1,770mm 全高 1,380mm(1,400mm)
ホイールベース 2,735mm
車両重量 1,640kg
ブレーキ 4輪ベンチレーテッドディスク
データモデル 3.0 タイプII リミテッド

-自動車のスペック表-
1987年9月2日
前日にモデルチェンジした、トヨタ・クラウンの3ナンバー版=ワイドボディ版の対抗車として1988年1月に発売予定が報道される。
1987年10月 東京モーターショーに出品。
1988年1月18日 販売開始。

Y31セドリック/グロリアと同じプラットフォームを使い、ホイールベースは同じであるが、3ナンバー専用の上級車として登場。搭載エンジンはVG30DE型V型6気筒DOHC NA・200ps(タイプI、タイプII)とVG30DET型V型6気筒DOHCターボ(ハイフローセラミック式)255ps(タイプII-S[注釈 1]、タイプIIリミテッド)の2機種(のちにレパード(2代目)にも搭載された)。ボディタイプはスタイルを重視し、ベースのセドリック/グロリアの主力モデル同様、センターピラーのない4ドアピラーレスハードトップであった。
当時の自動車情勢は、1986年(昭和61年)頃からのハイソカーブームの流れに乗って人々の中流意識の高まりを背景にユーザーの高級志向が高くなっていった。日産の開発陣は、ユーザーが従来の5ナンバーの延長上ではない本格的3ナンバー車の幅広化を求めている点、ライバルトヨタもトヨタ・クラウンの3ナンバー版=ワイドボディ版を開発している点、当時の政治状況が税制改革の動きがあるという点(3ナンバー自動車税の変革など)で高級車の販売競争が激しくなる…などの情報をもとに急遽開発を開始、開発期間の関係でセドリック/グロリアとの同時発売はできずに半年遅れの発売になった。しかし、その半年の遅れとセドリック/グロリアとの印象を大きく変えたことで別格のイメージが付き、5ナンバーと3ナンバーのイメージを同じにしたクラウンとの差別化に成功した。デザインのモチーフは京都・三千院 勢至菩薩坐像で、フードに誇らしげにそえられるエンブレムはアカンサスの葉を模したものである。
国産車離れした流麗な外観と動力性能の高さから、当時の国産同クラスセダンとしては異例の一般オーナードライバー向け要素が強い車種として人気を集めた。電子制御エアサスペンションのしなやかな乗り心地もさることながら、アクセルを踏みこんだとき、セミトレーリングアームサスペンション車らしく、リヤを沈めて静かな中にも暴力的な加速を見せるその姿は当時中高年の憧れとなり、爆発的なヒットとなった。その感動を忘れられない層のため、その後のモデル(Y32型)以降でもターボ搭載車をラインナップするが、世代を重ねるごとに徐々に廉価版としての位置付けが強くなっていく。一方、その車格および当時の経済情勢から社用車や個人タクシーとしても多く採用されており、用途によっては後席居住性に課題を残すこととなった。
当初、ユニットはV6の3リッター自然吸気で開発が進んでいたが、ライバルをクラウンではなく2代目トヨタ・ソアラに定め、「ソアラには走りで負けるわけにはいかない」という意向からターボのVG30DETを搭載することになった。このユニットは元々、レパードの開発チームがソアラの7M-GTEに対抗すべく開発していたもので、レパード開発チームも当初は反対したものの、結局シーマ開発担当者の熱意に負けて先述の通り初搭載の座をシーマに譲り、レパードは二番手となったという逸話がある。
CM戦略も斬新だった。母体のセドリック/グロリアのCMは「きっと新しいビッグカーの時代が来る」とシーマ誕生を予感させるものだった。更にY31セドリック/グロリアの発表時には久米豊社長が3ナンバー専用車の発売を予告。これに焦ったライバルのトヨタは、シーマ発売前に3ナンバークラウンの販売テコ入れを図ったとも伝えられる。逆にシーマ発売までの半年間は3ナンバーのセドリック/グロリアの買い控えが発生し、5ナンバー(グランツーリスモ等)が販売の主力となっていた。発売一ヵ月後の1988年(昭和63年)2月は3ナンバークラウンを販売台数で抜いた。同車がもたらした「シーマ現象[注釈 2]」は、シーマだけではなくほかの車種にも少なからずとも波及し、ローレル・セフィーロやシルビア・ブルーバードなどの日産車をはじめ、他社の高級車(ソアラ、クラウン、マークII、レジェンドなど)へも波及し、自動車市場が高級志向やバブル経済の勢いもあり一気に活性化された。
1989年3月
パーソナルキーの材質を洋白からステンレスに変更。
1989年8月
初のマイナーチェンジ、外装上の変更は、フロントグリルの変更、テールランプの透明度の向上にとどまった。内装部は、スイッチの形状の変更(角型〜丸型へ)やハザードボタンの背景色の変更、 ウッドパネルがフェイクウッドから漆塗りの本木となった事により落ち着いた雰囲気になった。ライバル車(クラウン)のみに装着されていた、マルチビジョン(富士通テン製)=マルチAVシステム(ソニー製・CDチェンジャー付)が装着できるようになった(Y31セドリック・グロリアのマイナーチェンジ版に準ずる)。タイプIIリミテッドAV(VG30DET車)・タイプIリミテッド(VG30DE車)が追加グレードとして登場・オプション項目として、AVマルチシステム(画面上では地図が出てくるが現在のカーナビではない・標準グレードもあり)など追加される。地磁気センサー(GPSアンテナに近い物)のアンテナが天井にあるためサンルーフの同時装着はない。また、TVアンテナの関係で、リアガラスの熱反射部位が下部約1/3省略されているのもAVマルチリミテッドの特徴である。
デジタルメーターもオプションで装備ができるようになった。白本革インテリアのホワイトセレクションとシルクウールシートを誂えたシルクバージョンが新設され、タイプIIリミテッド/同AVにメーカーオプションで用意された。 また、タービンがボールベアリング式となった事により、ターボラグが減り、より扱いやすいエンジン特性となった。 ライトブルーメタリック色が追加されたのも、この時である。

1990年6月
ライバル車(セルシオ・クラウンV8)などの販売対策上のテコ入れとして、低価格グレードとなるタイプLセレクション(VG30DET車)を投入。タイプIIリミテッドをベースに、タイプIの装備並みに簡略化(エアサス・リアパワーシートの非装備)し、タイプIリミテッドの価格に近い価格にて販売されていたグレードである。
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