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2020年09月27日00:13

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クラシカルスワインフィーバー 豚熱とは?

■群馬で豚熱、5400頭処分へ=ワクチン未接種の子豚感染
(時事通信社 - 09月26日 21:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6246273

特徴
CSF(豚熱)CSFは、CSFウイルスの感染による豚といのししの法定伝染病で、高い致死率と強い伝染力が特徴である。日本では2007年に清浄化されているが、アジアや世界の多くの国で発生がある。

感染動物との直接接触、その鼻汁や排せつ物の飛沫(ひまつ)・付着物との間接接触により感染が成立し、急性から慢性まで多様な症状を示す。

感染豚は、41度以上の発熱と食欲不振や、うずくまりといった症状に加えて、発熱時には血液中にウイルスが出現し白血球減少症を起こす。

急性では運動失調、後躯(こうく)まひなどの神経症状や耳介、尾、下腹部等に紫斑が見られるようになり、数日から2週間で死亡する。慢性では、初期症状を示した後、いったんは回復するが再び発熱、食欲不振を示し、最終的には削痩し、1カ月から数カ月の経過で死亡する。

死亡豚では出血病変が特徴的に観察され、リンパ節の出血や腎臓表面や、ぼうこう粘膜の点状出血が高率に出現し、時には脾臓(ひぞう)の出血性梗塞が起こる。

対策
日本でのCSF対策の基本は侵入防止と早期発見・早期摘発だ。海外からの侵入防止や農場での飼養衛生管理基準の順守が大切だ。

農場で異常豚が発見されれば、直ちに家畜保健衛生所に通報する。防疫措置は「防疫指針」に従って実施され、清浄性確認のためのサーベイランス(監視)も行われている。

1.原因 原因はRNA型ウイルスのフラビウイルス科ペスチウイルス属のペスチウイルスC(CSFウイルス)で、ゲノムは約12.3 kbの線状一本鎖(+)RNAである。抗原的には単一で血清型はないが、遺伝子型では少なくとも3型に分類されている。病原性の違いによってウイルスは高病原性株、低病原性株、生ワクチン株に分けられる。

2.疫学 豚及びイノシシが感受性動物で、季節や性別に関係なくすべての発育段階において発症する。感染は罹患動物との直接接触の他、鼻汁や排泄物の飛沫・付着物との間接接触により起こる。侵入すると瞬く間に畜舎内に拡がる。わが国では本病の清浄化に成功したが、2018年9月に26年振りとなる発生があった。

3.臨床症状 高病原性株の感染では100%の死亡率で、典型的な臨床症状はなく、発熱、食欲不振、うずくまりといった一般的な症状で始まる。さらに結膜炎、リンパ節腫脹、呼吸障害、便秘に次ぐ下痢がみられ、後躯麻痺や運動失調、四肢の激しい痙縮等神経症状が現れる。最終的には起立困難となり、急性経過の場合には1日以内に死亡する。慢性経過の場合にはこうした症状を繰り返し半数が1ヶ月以内に死亡するとされる。

4.病理学的変化 臨床症状を呈して経過が長い場合には臓器の充出血が目立つ。特に膀胱粘膜の点状出血、リンパ節の髄様出血、腎皮質の点状出血がみられる。

5.病原学的検査 扁桃の凍結切片を作製し、市販診断用蛍光抗体を用いて抗原を検出する。ウイルス分離は扁桃、脾臓、リンパ節等の乳剤の他、血清を含め血液を使用して豚培養細胞に接種する。増殖しても細胞変性効果を示さないためにその確認と同定のために市販診断用蛍光抗体を用いる。ウイルス遺伝子の5'非翻訳領域のRT-PCRは検出効率が高いが、BVDウイルス等も検出される上コンタミの問題もあるため補助診断にとどめる。当研究所ではモノクローナル抗体を用いた抗原識別が可能である。

6.抗体検査 市販ELISAと中和試験が利用可能である。ELISAは中和試験のように生ウイルスを扱わず、数時間で判定可能であるものの、BVDウイルス抗体も検出することから注意が必要である。抗体識別のためにはCSFウイルスとBVDウイルスの比較中和試験を行う。中和試験は増殖に細胞変性効果を伴わないことから通常判定時に酵素染色を行うが、特殊な細胞株を用いることにより細胞変性効果による判定も可能である。

7.予防・治療 防疫措置に関してはCSFに関する特定家畜伝染病防疫指針及びそれに係る留意事項に従い実施することとされている。
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