■米副大統領候補に黒人女性のハリス氏 バイデン氏が発表
(朝日新聞デジタル - 08月12日 05:55)
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ハリス氏は、歴史的に黒人が通う大学として全米有数のハワード大学を卒業。カリフォルニア大学ヘイスティングス・ロースクールを経て、アラミーダ郡地方検事事務所で働き始めた。2003年にはサンフランシスコ地方検事となり、2011年からはカリフォルニア州で初のアフリカ系で女性の司法長官となった。
州司法長官として民主党の中でも新進気鋭の若手として注目されるようになり、2017年にはカリフォルニア州選出の連邦上院議員になった。黒人女性としては史上2人目の上院議員だった。
上院司法委員会の様々な公聴会では検察官としての経験を活用。出席者に質問を重ねて問い詰めていく様子が全国的にも注目されるようになり、2019年1月には大統領選出馬を発表した。ただし、明確な出馬理由や政策目標を明示することができず、医療改革など主要論点で主張が迷走することもあり、支持は低迷した。
ハリス氏は「進歩的な検察官」を自認し、自分の経歴の中でも特に左派寄りの成果を強調した。その中には、カリフォルニア州司法省の特別捜査官にボディカメラの着用を初めて義務づけたことや、市民が活用できる犯罪統計データベースの公開なども含まれた。
ジャマイカ出身の父とインド出身の母をもつハリス氏は、自分のアイデンティティーについて混乱したことはなく、ただ単に自分を「アメリカ人」と呼ぶのだと話していた。
2019年には米紙ワシントン・ポストに対して、政治家は出身や肌の色がどうだからこうあらねばならないという「箱」に押し込まれるべきではないと発言。「自分は自分。私はそれで満足です。迷う人もいるかもしれないけど、私はそれでいい」と話していた。
自分に対抗する副大統領候補にハリス氏が決まったことについて、トランプ氏は定例会見で、「本当ではない話を本当にたくさんしてきた人だ」とハリス議員を批判した。
トランプ氏はさらにハリス氏が民主党討論会でバイデン氏に「本当にいやな感じ」で「ひどい態度」だったと指摘。「ジョー・バイデンに対してとても失礼だった。自分に対してあれほど失礼な人間を選ぶのは大変だ」と述べた。
トランプ陣営は、ハリス氏を選んだことでまたしてもバイデン氏が「極左の極端なテーマが押し込まれている、からっぽの器にすぎない」ことが証明されたと攻撃した。
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