mixiユーザー(id:33240433)

2020年02月10日23:27

122 view

思考停止の人々へ。

歩行者信号を守らない人にとって、信号を守る人は思考停止に見えるという。
「法律で定められているからといって、自分で状況判断をしない思考停止人間」ということだそうだ。

私自身は信号をよく守る方だが、理由があって、例えば視界に子供がいればまず違反しない。社会教育という考え方をするからだ。また、信号待ちをしている自動車があれば、それを理由に信号を守ることもある。というかそもそも、「違反する特別な理由」がない限り、わざわざ違反する理由がない。

この手の話題で思考停止の例に上がる「流行に便乗する人々」も、思考停止とは限らない。ファッションの話であれば、ここ数年内に「普通の服」を買った人は全員流行に乗っていることになる。ここ数年はミニマルなシンプル系・地味系の流行が続いているからだ。あるいは別の例として、「流行ってるからトレンチコート!流行ってるからトレンチコート!絶対トレンチコート!」と、買いに行く奴はむしろごく少数派だろう。

つまり結局、「流行に乗ろうとしている思考停止の大多数の人々」という考え方自体が虚像だ。もちろん、信号の件もそうだ。全員が何らかの個別の考えを持ち、行動しているのは明白であるにも関わらず、自己評価の高さや洞察力の欠如によって、他人の行動が理解できなくなってしまった時に発生するのが「大衆は思考停止している」という価値観なのだ。

この手の思考停止が恐ろしいのは、自分で答えを見つけてしまった上に成立しているので、修正が効かないところだ。
「いやいや、僕はこれこれこういう理由で信号を守るのですよ」
と、説明したところで、
「いいや違う!お前なんかがそんなに深く考えるはずがない!」
と、否定することが可能で、それ以上の発展がない。

顕著な例としては、ネトウヨやパヨク連中は完全にこの状態に陥っている。韓国の話であれば全て下劣に見えるし、あるいは現行政権の話であれば全て陰謀に見える。そこから脱却するのは難しい。

特に政治は大衆に向けて行うものなので、政治の話題で「メディア(政権)に踊らされる思考停止の大衆」とかいい出した時点でその人の政治生命は終わる。以降、彼が政策を実現するには独裁的手法しか残されていない。「大多数を否定する」ということは、民主主義的勝利を諦めるという意味だ。政治に言及する論客は気をつけたほうがいいだろう。

ま、早い話が、「日本人に多い思考停止の特徴」とは、「他人が思考停止していると思い込んでいる」ってところだろう。これは多くの思考停止の人に間違いなく当てはまる。
2 7

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する