部下「警部!再び連絡した鑑識から報告がありました。ロケ弁から毒物が発見されたとのことです」
警部「うむ」
部下「でも一体どうして? 鑑識はロケ弁を一度調べて、毒物は見つからなかったと言っていたのに」
警部「あぁ、鑑識は残った容器と箸、そして食材を調べたが毒物を発見できなかった」
「しかし、ひとつの盲点があったのだよ」
部下「盲点ですか」
警部「エヌさんは弁当を食べ終わっていて、容器と箸しか残っていなかった。そうだな?」
部下「え、えぇ。その通りです」
警部「そこがおかしい」
「事件当日のロケ弁は、エビフライが入っていた。 なのに、エビフライの尻尾が弁当に残っていない」
「エヌさんは、“エビフライの尻尾も食べる派”だったのだ!」
「つまり、毒物が隠されていたのはエビフライの尻尾の部分。鑑識は尻尾を食材と見なさずに検査をしなかったのだろう」
「エヌさんがエビフライの尻尾も食べる派だと知るほど親しく、そして毒物を仕掛けることができる人物」
「犯人はマネージャーだ!」
おわり。
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