先週、ヴィスコンティ監督の「若者のすべて」の復刻版を観てきたのだけど・・・1960年のイタリア・ミラノなんだけど、南部から出てきた貧乏一家のお話なので、イタリアビンボーってのがヒシヒシ伝わってくる映画。
で、帰って来てから、1960年の一人当たりのGDPはどうだったのよ?って検索してみたら、これ(
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_countries_by_past_and_projected_GDP_(nominal)_per_capita) 1960年を見ると、イタリアは21位で$804、日本は30位で$479。なんか数字的に低すぎる気もするけど、イタリアは日本より、60%位多いって感じかしらね?ま、当時は固定為替で日本円が安くって名目で換算すると日本が低くみえる、ってのもあるのだろうけど。(リンクがカッコがあるので上手くできてない。短縮もできなかったわ

)
でも、映画みてての感覚としては、日本と同じ位貧乏?って感じだったのよね。
あら、でも、アントニオーニの「夜」も同じ時期だったんじゃ?あれだと同じミラノでもお金持ち階級の話で全然感じが違ったわよね、で調べたら、あの映画は1961年。同じ時期の同じ都市でも、イタリアの印象がかなり違う。
で、日本で同じ時期だとなにかしらねぇ?と考えて。「嵐を呼ぶ男」で裕次郎は貧乏人だけど、プロデューサーの北原三枝のお家はお金持ちでとっても素敵な家に住んでたものね、って思ったけど、あれは1957年なのでちょっと前。貧乏だとキューポラのある街、お金持ちだと何?
いろいろ探したけど、黒澤の「天国と地獄」がいい対かしらねぇ?黒澤映画の中ではアタシが一番好きな映画。1963年だけど、お金持ちの豪邸と下の貧民窟。これみると、やっぱり当時の日本はイタリアより貧しかったと実感できるわ。
結局、1960年、一人当たりの所得が日本世界30位。今は31位だっけ?90年代初めは2位くらいまで行ったのにねぇ。なんか、昔に戻ってるのかしらね。日本が豊だったの、って実は一瞬で、ってのがこれを見てると分かるわね。
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