mixiユーザー(id:59906688)

2019年06月23日20:58

154 view

富野由悠季トークイベント「富野由悠季とは何か?」前編(備忘録日記)

私はアニメ系や特撮系の展覧会によく行くが、九州で開催される展覧会と言うのは、関東や関西などで開催された後に最後に開催されるケースがほとんどだ。
しかし、今度の「富野由悠季の世界」(以下、富野展)は、なんと一番最初に開催される場所が九州の福岡と言うから驚いた。
更に、今後開催される場所も、兵庫、島根、青森、富山、静岡と主要都市とは言い難い場所ばかり。
関東や関西に在住にお住まいのサンライズ作品のファンはおそらく残念に思われてることだろうと思うが、たまには地方にも優先権を譲って欲しいと思っていただけに今回の地方優先(と言うのだろうか?)の方針は個人的には嬉しい限り。
それだけ、我々地方の人間はこの手のイベントに飢えてるということなのだ。

前置きが長くなったが、昨日その富野展が開催されたので早速行ってきた。
一言で言うと、もうヤバいの一言・・・。
それだけ、展示している量が多いのだ。
富野が作品を作る際に描いた絵コンテを筆頭に幼少期や学生時代に描いた絵や短編映画、各作品の設定書(主に監督のメモ書きがあるもの)など、その数3000点!
よくもここまで集めたものである。
とてもじゃないが、1日だけでは全てを見尽くすことが出来ない。
そのため、後半に展示されたGのレコンギスタや∀ガンダムの展示品の観覧が急ぎ足になってしまったことが悔やまれる。
逆シャアのアムロのセリフを借りて言えば、3000点の展示物の数は伊達じゃない!

富野展初日の目玉イベントとして企画されたのが、富野由悠季監督を招いたトークイベント「富野由悠季とは何か」だが、誰でも参加できるというわけでなく、ネットや往復はがきにて応募して抽選で当たった人にだけ観戦できるというもの。
その倍率はなんと6割7割と言う競争率。
しかし、強運の持ち主である筆者は(自分で言うかw)運よく当選!
生のお禿様の姿とトークを楽しむことが出来た。
トークは監督が、今後開催される美術館の館長と対話し、その質問に答えていくというものだが、筆者はその内容を可能な限りメモに書き留めた。
その内容を備忘記録の意味も込めて、書いてみたいと思う。

・今回の展覧会を開いて監督はどのように思われましたか?
→アトリエに置いているときは分からなかった部分が見えてきて大変興味深い。繁盛記とか衰退期などが見えてきて、富野という人物がどんな者だったのかが、自分でもわかった気がする。やってよかった。
と言った、反面色々と年寄りの部屋を引っ掻き回しやがってと、皮肉めいたジョークも言っていたのが印象的(本音も一部入ってる?)。
・ガンダムMrk.�兇離妊競ぅ鷁茲法屮�ンダムは好男子に描くように」と指示が書かれていましたが、アレはどういう意味合いがあったのですか?
→大河原邦男さんがデザインを肯定するしかなかったし、メカデザイナーのほとんどはメカのことしか考えていないため、敢えてそう書いた。アニメに出てくるロボットはメカではなくキャラクターなので、キャラクターをデザインしているという意識を持ってほしかった。
監督の中ではアニメ作品に出てくるロボは、あくまでも一キャラと言う認識があるようだ。(スポンサーとの兼ね合いもあるのだろうが・・・)
・勇者ライディーンに出てくるガンテやドローメはその後、自分の作品で出す予定とかなかったのですか?(面白いデザインなので)
→あの2体はオカルト的な物を嫌うテレビ局(NET(現:テレビ朝日))に否定された(扱いについて揉めたりもした)。もうちょっと活躍させていれば、マジンガーZに負けないくらいの人気キャラになっていたんじゃないかなあと言う自負がある。
使ってみたいのは山々だが、誰がデザインしたか特定されていないため二次利用の観点から利用することが出来ない。
驚いた・・・ガンテやドローメってデザイナーが不明だったとは・・・。
・(Vガンダムに出てきた)カテジナのキャラを作ったときはかなり精神を消耗した。
キャラ作りしていくうちにあんなキャラになってしまい、それを1年間付き合ってきたから、かなり疲れる(実際、Vガンの後に監督は鬱に)。
一人一人のキャラを作る際は、それぞれのキャラが自分に宿るため、キャラを作るというのは簡単なことではない。
・(ガンダムに出てくる)ミライは男性にとって理想の奥さんと思うが、(当時)37歳でああいう女性を描けたのは何故か。
→分からないし、覚えてない。分かったら今頃有名な作家になっている(笑)。
単なる偶然。
みなさんはブライトとミライがベストカップルとか言うけど、僕はカムランとミライの組み合わせがベストカップルだと思う。
ブライトのキャラはステロタイプとして描けるから楽だけど、カムランのような人間臭いキャラはそうはいかないし、描くのが難しい。

他にも書くべき内容があるが、この日記だけで書くとあまりにも長くなってしまうため、続きは次の日記で書くことにする。
しかし、富野監督、番組なんかのインタビュー映像で見たときから面白い人だなあと思っていたが、実際見ても面白い爺様だった。
個性的で、それでいてクセのあるキャラ。
富野アニメは富野を知れば楽しめるとよく聞くが、監督を実際に見るとなるほど・・・とつい感心してしまう(笑)

5 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する