以前は、西谷啓治訳のシェリング著『人間的自由の本質』(岩波文庫)は家に二、三冊は持っていた。ところがこの部屋に引越をしてきて一冊もないことに気がついた。
岩波文庫のシェリングの『人間的自由の本質』は、1927年岩波書店韓国の「哲学古典叢書」の一冊としてシェリングの『哲学と宗教』と併せて『自由意志論』として刊行されたもので、この「哲学古典叢書」には、木村素衛訳のフィヒテの『全知識学の基礎其他』等もある。
後に岩波文庫の一冊として『自由意志論』から『人間的自由の本質』のみを、辻村公一氏に校正を頼んで世に出した一冊なのである。
そのシェリングの『人間的自由の本質』において��Exist�瓩箸いΕ疋ぅ銚譴鬮犲詑賢瓩般�されたのだ。日本では�犲詑賢瓩箸いΩ斥佞鮑遒辰突僂い燭里篭綉桓�造だという説もあるが、わたしは西谷先生の方が早かったのではないかと考えている。
では西谷先生は��Exist�瓩鬮犲詑賢瓩般�したのか。わたしはその理理由を一度西谷先生ご自身から聞いたことがある。そこには�狄搬寮��瓩箸いΥ恭个鬟轡Д螢鵐阿諒絃呂�ら強く感じたからだとお聞きした記憶がある。
シェリングの『人間的自由の本質』は、燈影舎版『シェリング著作集 自由の哲学にある』藤田正勝訳は持っているものの、藤田正勝氏もやはり西谷啓治訳を参考としている。そう思うと、やはり西谷啓治訳の『人間的自由の本質』が欲しくなっている。一冊ぐらいどこかに持ってきていないかと本箱を恨めしそうに見ているのである。
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