クラスで一番のガキ大将、タケシはいじめっ子だ。
標的はもちろん、ケンジだ。
ある日、ケンジが校庭の隅でカブト虫を食べていると、タケシに見つかってしまった。
「うわ〜、ケンジ。お前カブト虫なんか食ってんのかよー!気持ち悪いな」
するとケンジの反応は意外なものだった。
「何言ってるんだいタケシ君?」
『カブト虫って蟹の味がするんだよ』
「そんなわけなーだろ!おーいみんなー!ケンジがカブト虫食ってるぞーーー!」
騒ぎを聞きつけ校庭にいた生徒が集まってくる
しかしケンジはこう言ったのだ。
「何言ってるんだいタケシ君?カブト虫を食べるわけないじゃないか」
この発言にタケシは顔を真っ赤にした。
「てめー、さっき食ってたじゃねーか!」
タケシはケンジをボコボコにした。
翌日、ケンジはまたカブト虫を食べていた。
そしてまたタケシに見つかったのである。
「お前!また食ってやがったな!昨日は食べるわけないとかウソ言いやがって!」
ケンジは口に指を当てた。
「静かに!誰かに聞かれたらどうするんだ。カブト虫が蟹の味がするってわかったら他の人に食べられちゃうよ」
「な、なんだってー!じゃあ本当にカブト虫は蟹の味がするのか?」
「そうだよ。みんなに知られると困るから昨日はウソをついたんだよ。タケシ君も一つどう?」
ケンジはタケシにカブト虫を差し出した。
「うぐ、ちょっと気持ち悪いが、蟹の味がするなら悪くないか」
ぱくっ
バリバリ、、、
ボリボリ、、、
「まっず!うわぁぁっぁぁぁぁぁぁぁ」
タケシはカブト虫を豪快に吐き出すとケンジに殴りかかった
「蟹の味なんかしねーじゃねーか!」
タケシはケンジをボコボコにした。
翌日、何者かによってタケシがカブト虫を食べる映像がネットに投稿された。
タケシはクラスメートから、いや学校中から奇異な目で見られるようになり、その後転校していった。
すべてはケンジの仕掛けた罠だったのだ。
注:内容は、タイトルからのイメージです。
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