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2018年12月27日17:14

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個人的には謎が解けたレーダー照射事件

個人的には謎が解けたレーダー照射事件

結論から言えば、韓国海軍の広開土大王駆逐艦は射撃管制用レーダーを稼働しています。しかし、その認識はありません。

順を追って説明しましょう。

諸般の事情は様々に報道されていますので、核心部のみ抜粋しますね。

韓国軍
「自衛隊機が近づいてきたので光学カメラは使用したがレーダーを使用していない」

自衛隊
「近づいた際にレーダーを照射された」


基礎知識として、今回問題になっているレーダー(射撃管制レーダー)は「受けた方は100%わかり、照射側に悪意があると判断する」ことは間違いありません。


さて、問題の「光学カメラ」ですが、一眼レフでバチパチ撮ったわけではありません。おおよその軍艦にはカメラが搭載されていますが、それは全長1メートル以上あるような、非常に重たい高性能な「艦載カメラ」です。
しかも遠距離の艦船や航空機を撮影しますので、非常に狭い範囲しか撮影できません。

とすると、「どうやって相手をカメラに収めるか」というところが問題になってきます。
特に高速の航空機を相手にする場合、被写体を追いかけるのも一苦労ですし、手ブレ(笑)もするかもしれません。これを回避するため、艦載カメラの構造はほぼ砲台のようになっており、ぐるりと回転する上に上下に振れます。もちろん、全自動です。

このカメラをどうやって制御しているかと言えば、レーダーシステムにリンクしています。先にレーダーで航空機を捉え、角度と距離を割り出してその方向にカメラを向けるわけですね。個人的にこのカメラがどのレーダーシステムとリンクしているのか気になっていたのですが、本日の報道資料で「STIR」レーダーにリンクしていることがわかりましたので個人的には解決しました。

STIRレーダーはバリバリの「射撃管制レーダー」です。光学カメラで撮影しようとした場合

艦長「カメラで撮影しろ!」
船員「了解しました!」

というやり取りに関係する者が、「誰も光学カメラの起動=FTIRの射撃管制レーダーの照射」という事実を知らないと仮定すれば、日韓の主張の食い違いが氷解します。

レーダーを照射したと思ってはいませんので、「日本側の問い合わせが何のことかわからない」のも当然です。

自艦のシステムを知らないのは確かに恥ずかしいのですが、報道を一瞥する限り、コメンテーターもネット民も「光学カメラの起動 イコール レーダーの照射」に気づいていないため、あまり責められねーなという感じもします。自衛隊も類似の構成の護衛艦を持っていますから、理解していれば誰かが「それはさぁ」と言い出すはずです。

なのでこの記事のように日本がいくら証拠を開示しても、韓国側が気づくまではすっとぼけたやり取りをすることになるでしょうね。みなさんもあまり熱くならないようにされた方が良いかと思います。




■レーダー照射「証拠に自信」=韓国側否定に、公表どこまで−長期化懸念も・防衛省
(時事通信社 - 12月26日 18:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5435163
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