mixiユーザー(id:8426595)

2018年12月19日17:01

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「上」をどうする…?

お題の件、もうあれこれ思案に思案の連日である。
おっ !? 
…と思い付いた Idea も、それを計算して「卓上での試行錯誤」をすると? 
計算するほどに「ん〜、どうなんだろ…?」の連続だったりする。
加えて私の「せこい High C.P. 」で目論むアホも有って、それを満足させる「妥協点」がこりゃまた結構に難しかったりする。
そう! 
せこい…、が故に難しいのだ。
難しい…、なんだけれども考えるのは楽しいぞ? 
と、自分に言い聞かせるも、その「せこい High C.P. 」を目論むが故に立ちはだかる壁は高く、そしてぶ厚い…。
何の話かと言えば、我が家の AV Room にある “AV-90” と “L56” という2種類の Speaker System の Super Tweeter を「一台で二役」の共用させるという「無理無茶」な構想が起因なのであった。
 

フォト

直径 12cm という小さな Full Range を、Fostex 製の “FX120” に変更した “AV-90” の「我が家での f 特」は以前の日記に記したとおり。
 

フォト

で、お題のとおりで「上」の方を何とかしたいなぁ〜と思い始めたのである。
この「赤」で記した下降の部分をどう持ち上げて Flat にさせるのかが今回の課題だ。
 
人間の可聴帯域は 20Hz〜20kHz と言われている。
そうとあらば、20kHz 以上の再生は不要だろ…? 
…という概念で、CD は 44.1kHz という Sampling 周波数での PCM 録音という規格になった。
なので CD で録音・再生可能なのは 20Hz〜20kHz なのは周知のとおり。
たしかに Sine Wave であれば 20kHz 以上の音を認識するのは極めて難しい。
難しいというか、結局のところは「聴こえない」のである。
ところが、この「聴こえない」筈の高い周波数をも再生できるようになると、音は全体的に大きく変わる。
何故ならば…? 
それは楽器固有の「倍音」成分が存在するからだ。
その倍音成分によって、Flute は Flute の音に聴こえるし、Violin は Violin の音に聴こえる。
その倍音成分の周波数が 20kHz 以上だったらば…? 
その「聴こえない」筈の高い周波数をも再生可能な Speaker System からの音は、実に生々しく Real に聴こえるようになる。
一説には 150kHz 以上の音も再生可能なのが望ましいというくらいだ。
人の声が夫々なのは、その倍音成分が夫々だからこそ「あの人の声」と認識されるのである。
人の声なんて、数百 Hz の辺りで上はせいぜい 5kHz だろうか? 
にも拘わらず、20kHz 以上の音も再生できるようになると…
 SN 比が飛躍的に改善された
 人の声が生々しく Real で聴きやすい
 Vocal が抜群に良くなった! 
…という話は「日常茶飯事」なのである、Audio の世界ではね。
その「倍音」成分が「忠実」に再現されると「本来の音」になる! …ということになる。
だから、写真で記した「赤」な降下線を持ち上げて、できるものならばそれを Flat にしたいのである。
 

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そして JBL 製の “L56” の「我が家での f 特」も以前の日記に記したとおり。
 

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前述の “AV-90” と同様に、この「赤」で記したところをどう Flat にさせるのかが課題なのである。
で、その傾き方は “AV-90” とでは全く異なる。
にも拘わらず、One Pear の Super Tweeter でどちらも補おうというのだから「アホ」な発想なのだよ。
 
そんなの、夫々別々に Super Tweeter を追加すればイイじゃん! 
…なのは「ごもっとも!」であり、普通はそうするのである。
だが私の場合は、その Speaker System が異なろうとも「超高域」はどうしても同じ Unit で再生したい。
“AV-90” も “L56” もその能率はほとんど同じでおよそ 90dB とあらば、理屈的に共用は可能な筈である。
ほとんど「耳では聴こえない領域」の 20kHz 以上は、”AV-90” であろうと “L56” であろうとも、同じ Super Tweeter で奏でたい。
その理由を文章にすると長文になってしまうので割愛するが、要は「超高域」の出処を統一させる事での Merit は計り知れないのだよ。
加えて、このくらいに「超高域」とあらば…? 
その Super Tweeter は「何処に置いても Stereo 感に影響は与えない」のだ。
つまりは、”AV-90” の上に置こうが “L56” の上に置こうが、はたまた全く異なるところに置こうとも「関係なし」と言っても過言ではない。
だから尚更に、何処に Setting しようとも “AV-90” と “L56” とでの「共用は可能」なのである。
なのだが、問題なのがその「繋がり」だ。
そう! 
先ずはその Super Tweeter に何を使うのか? 
そして、どんな Network 回路(High Pass Filter)で繋げるのか? 
ここが「腕の見せどころ」なのである。
 

フォト

で、そんな私に「あっ !?」と思い付いたひとつが、Fostex 製の “FT96H” だ。
この Horn Tweeter はね、私のような人間には本当に使い易いから嬉しい存在なのだよ。
 

フォト

その f 特はこのとおり。
Horn Tweeter なのに、その能率は高い方ではないのでとても「使い易い」のが嬉しい。
で、一番の美点なのがこの Flat さ! 
もうどうよ、これ…? 
指向性が鋭い筈の Horn なのに、30° での 20kHz での「落ち込み」がこの程度で済んでいるのも優秀である。
Condenser を1ヶ(での 6dB/oct)で綺麗に繋がってくれる可能性を秘めている。
 

フォト

だが、既に「生産中止」の製品で、私の手元にはこの One Pear が在庫するのみ…。
なので、貧乏性な私は「今回はもったいない…」ということで、”FT96H” の導入は見送ることにする。
 

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で、似たような f 特の Tweeter を探してみたらば…? 
おぉ !? 
同じく Fostex 製の Soft Dome Tweeter で “FT28D” なんぞが有ったぞよ。
 

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その “FT28D” の f 特は、このとおり。
その能率は(“FT96H” より 10dB も低い)90dB なのだが、選んだ Crossover 次第では「どんぴしゃ!」で繋がってくれる可能性を秘めているではなか !? 
なんせ “AV-90” も “L56” も、その能率は(具合がイイことに?)90dB なもんだから…、ね! 
けれども、不安なのはの Soft Dome が故の「音色の違い」である。
数値的には綺麗に繋がっても、音色的にも綺麗に繋がってくれるとは限らないから注意が必要なのだ。
JBL “L56” の Dome Tweeter は、素材が Al と言えど Hard Dome だ。
加えて “AV-90” の Full Range Unit である “FX120” も、その Center Cap は Al Dome であって「Mechanical な 2way」的に動作するその音色も「それ!」の傾向にある。
Speaker Unit というのは、その「振動板の素材」でも音色(Character)は大きく異なる。
Soft Dome という「柔らかい振動板」が奏でる「超高域」が、Hard Dome 系な高域の “AV-90” & “L56” とで「上手く繋がるのか?」が心配になるのは当然のこと。
おそらくは「大成功!」か「大失敗!」の両極端な結果が待っていると私は想像する。
こればっかりは、やってみないと判らない。
ん〜。
どうなんだろ…? 
そんな ”AV-90” と “L56” の Super Tweeter とあらば…? 
やっぱり良質な Horn Tweeter を選びたいのが正直なところだ。
 

フォト

良質な Horn Tweeter を…。
でも、ど「けち」な私である。
そんな貧乏臭い私に有り難いのが、この Fostex 製の “FT17H” だ。
その「見た目…」は安っぽいし、実際にも安い。
けれどもこの “FT17H” の音は、Horn Tweeter に有りがちな…
 金属的な硬さ
 厄介な鋭さ
 冷たい切れ込み 
…を全く感じさせない、何とも Silky Touch で優しい音が最大の美点なのである。
過剰な表現をしてしまえば「高級」な音の類い。
上手く使えば One Rank Up どころか High End Model に匹敵するような可能性をも秘めている実力の持ち主! 
今回の Super Tweeter には「持って来い!」な存在かも? 
…なんだけれども、それをどう使うのかが腕の見せどころ。
活かすも殺すも自分の「感性」と Sense 次第! …なのだよ。
 

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その “FT17H” の f 特は、このとおり。
軸上正面(0° )では 4〜10kHz が 100dB の Flat で、それ以上の周波数では「だら下がり」だ。
果たしてこれを Super Tweeter として使えるのであろうか…? 
f 特だけを見れば、前述の “FT28D” とは真逆の存在。
数値的には難しいけれど、上手く繋がれば音質的には「おぉ !?」の可能性を秘めているぞ !? 
と、勝手に想像するのだが、さて…? 
 

フォト

ならば、どうなのか…? 
先ずは計算してみようぞ。
写真は Condenser を1ヶだけの 6dB/oct による「計算上」でのそれ! 
“FT28D” も “FT17H” も、その周波数での Impedance(Z)はほぼ同じだった。
で、Condenser は 0.47〜1.0μF とした場合、その Cut Off が始まる周波数(f)以降に対する減衰特性である。
 

フォト

それを “FT28D” の f 特に重ねると…
 赤:0.47μF
 青:0.68μF
 緑:1.0μF 
…のような減衰になるであろうと想像する。
“AV-90” に合わせるとあらば、0.68μF か 0.47μF が綺麗に繋がる雰囲気である。
だが、”L56” とは「被る」帯域が大きく、そして広い。
いや、広い過ぎる…? 
1.5kHz から 25kHz まで Wide Flat な為に、その減衰も描いたような 6dB/oct だ。
が故に、”L56” には上手く繋がらない雰囲気…。
一見、使い易そうなのに、”L56” には使い辛いように感じる。
 

フォト

一方、”FT17H” はどうだろう? 
前述の “FT28D” と同じく…
 赤:0.47μF
 青:0.68μF
 緑:1.0μF 
…での(計算上の)減衰特性がこれ! 
ん〜。
これも「どうなんだろ?」である。
4〜10kHz が 100dB に引っ張られる格好で、どの Condenser を選んでも妙に Flat な領域を有する。
“AV-90” に合わせるとあらば 0.47μF が無難…? 
それも「辛うじて…」の雰囲気である。
ましてや “L56” には間違いなく「不一致」な雰囲気も…? 
しかし、これはあくまで数値的な話であって、実際のところは「やってみなければ判らない」って〜奴なのだけれど…? 
 
ところで、私が考える Super Tweeter とは…? 
それが単独で鳴っている、と存在感を認識させられる Super Tweeter は「不合格!」なのである。
あくまでそれは、聴こえない筈の超高域を補う為に存在するもの。
それは「空気」のように透明な存在でなければ駄目なのだ。
音色的にはこの “FT17H” を選びたいのだが、その “FT17H” が「でしゃばる」ようでは「失格!」なのだよ。
この f 特を見る限り、結構に「でしゃばる」雰囲気が濃厚だったりする。
ん〜。
ん〜〜〜。
どうしたらばイイのだろうか…? 
 

フォト

気晴らしに ”FX120” の取説なんぞに目を通してみたらば…? 
 

フォト

おぉ !? 
 

フォト

その Maker である Fostex さんも、”FX120” による Double BassReffex を推奨しちょるではないか…。
そう! 
“FX120” は Double BassReffex にも「持って来い!」な Full Range Unit なのだよ。
イイね、イイねぇ〜。
 

フォト

ん… !? 
な…、なぬぅ〜っ? 
“FX120” には、”FT17H” を 0.33μF での 6dB/oct だと… !? 
おぉ !? 
おぉ〜〜っ! 
こ…、これは行けるかも…? 
 
その 0.33μF とあらば…? 
Cut Off が始まる周波数は(Z=10Ω と仮定して)なんと 48kHz と来た。
これを単純計算すると…
 f=48kHz で −3dB
 f/2=24kHz で −7dB
 f/4=12kHz で −12dB
 f/8=6kHz で −18dB 
…となり、0.47μF よりも(減衰に)傾きが与えられる。
いや〜。
いやいやいや〜。
超猛烈に High Pass な 0.33μF という発想が、この私には無かった…。
ん〜、これだったらば…? 
数値的には無難に、音色的には「おぉ!」で、”AV-90” にも “L56” にも綺麗に繋がっちゃう! …のかも? 
しかも Maker である Fostex さん家も推奨しているとあらば…? 
イイね、イイねぇ〜。
ん〜、これは試して見ようぞ! 
 
そんな訳で、Fostex 製の “FT17H” を 0.33μF だけの 6dB/oct で繋げ、それを “AV-90” と “L56” とで共用させるというアホな Project を始動するのであった。
 

フォト

JBL の “L56” に限って考えれば…? 
6dB/oct ではなくて 12dB/oct で、いや 18dB/oct の方が f 特は綺麗に「一直線」になるんじゃね…? 
…と思われる方も少なくなかろう。
私もそう思う。
だが、この「赤」い降下線を Flat にさせるだけが真の目的ではないのだ。
音色的にも綺麗に繋がり、私が求める音にさせるのが Super Tweeter を追加する理由なのである。
18dB/oct によって「この辺りから突然に Super Tweeter が効いてます!」な鳴り方をされちゃうと…? 
ん〜。
どうなんだろ…? 
おそらくは嫌気が差すであろうよ、きっと…。
加えて 12dB/oct や 18dB/oct となれば、Network(High Pass)回路は複雑化する。
それは「音質を劣化」させてしまう要因でもある。
Condenser を1ヶだけという Simple な構成で済む 6dB/oct は、音質的にも大変に有利。
上手いことをやれば、同じ Tweeter Unit なのに One Rank Up しちゃったかのような音を得るのも不可能では無いのだ。
だから、この特性の “L56” であろうとも 6dB/oct で繋げたいのである。
数値特性も大事なのだが、結局は「出た音」が勝負であり、数値特性と聴感とでは「真逆だった !?」も不思議ではないのが Audio の面白いところ。
最終的には「己の感性との戦い」なのである。
だから Audio というのは辛く、苦しく、アホなのに、上手く行ったらば「猛烈に楽しいぞ!」なのだよ。
時には嘆き悲しみ、そして時には歓喜する。
おそらく、死ぬまで一生で楽しめる趣味のひとつが Audio 遊びなのであろう。
私はそう思う。
なんせ「己の感性との戦い」なのだから…。
大好きな音楽は自分好みの音で心行くまで楽しみたいもの。
ん〜。
“FT17H” を 0.33μF のみで…? 
これは面白そうだぞ !? 
 
よしっ! 
これからも大いに働き、大いに遊ぼうぞ!
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