立花塩業の従業員が工場内に秘匿されていた手榴弾を発見、それで魚を捕ったことで進駐軍の査察が入り、萬平以下立花塩業の従業員はNP(進駐軍憲兵)に逮捕された!
ドラマでの容疑は武器秘匿、ということだが、実際には安藤百福氏は脱税容疑で進駐軍に逮捕され、巣鴨プリズンに2年間収監された。実際の製塩業はなかば慈善事業で、工場で働いていた若者に支給していた「奨学金」が「給与」とみなされ、脱税行為とみなされたのだ。
占領軍による軍事裁判はそのほとんどがいい加減なもので、実際の百福氏の容疑も冤罪だったのではないか。実際、百福氏は弁護団を結成し、釈放の日まで闘った。
百福氏が所有していた財産は没収され、その間の生活費は義母・須磨のへそくりで賄われた。朝ドラでもそのへんのくだりがあるのだろうか。また、百福氏の妻・仁子はこの時点で娘・明美を身ごもっていた。このくだりもドラマになってるのかな?
留置場の看守のチャーリーは日系人兵士。日系人といえば第二次世界大戦中、強制収容所に押し込められ、様々な苦難を味わった。二世の若者の多くが、アメリカに忠誠を尽くすために米軍に志願し、入隊したのだが、その中には欧州で最前線に立たされ命を落とした者も多かった。白人兵どもは安全な後方にいて、である。だからしてチャーリーにとって日本人は敵国人であり、日本に恨みを持つのは当然なのである。また、関西に配属された進駐軍兵士は、東京配属の連中よりたちが悪かったのだろうか......。
そして、世良も逮捕された。萬平の自供によるものか、進駐軍部の調査によるものなのか......。
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