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2018年11月27日23:52

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差別主義者

日本の(特に自民党の)政治家に多い、「移民反対とか言っているけど、
日本人の若者が3K仕事を嫌がるようになったのだから、仕方ないじゃないか」

といった、「移民受入やむなし」レトリックは、実に差別主義的です。
何しろ、上記の言い回しには二つの「蔑視感」が込められています。

一つ目は、

「土木、建設、造船、運送といった仕事はきつくて、汚くて、危険だから」
という、特定職業に対する蔑視感。

道路を使わない人がいますか? 住宅が存在しない世界で暮らしたいですか? 
造船業がなければ、日本に資源を運べないため、
我が国の経済は江戸時代化しますが、それでいいのですか?


そもそも、この海洋国家において、海を守る船を
「自分たちで造れない」状況になって構わないのですか? 
必要なモノを、全て自分で運びますか? 


日本国において、我々がそれなりに豊かで快適な暮らしが実現しているのは、
上記のいわゆる「3K」と呼ばれる仕事に就いてくれている、
「同じ国民」のおかげなのですよ。

いわゆる3K仕事を蔑視するならば、
どうぞ、上記の仕事が存在しない無人島なり、山の中で暮らしてください。


二つ目。

「3Kみたいな仕事は、外国人がやればいいんだよ、外国人が」
と、明らかに外国人を見下している感覚。

本来、3Kと言われる仕事であっても、生産性を高め、
「K」ではない状況に持ち込み、かつ仕事に就いた人が大いに稼ぎ、
自動車や家を持てるような社会を実現するのが、政治の仕事す。

しかも、資本主義という仕組みは、それを可能とする構造になっているのです。

具体的には、技術を開発し、設備を導入し、インフラを整備する。
結果的に、3K仕事の生産性が向上し、実質の所得も向上。


3K仕事は、楽、綺麗、安全な「R・K・A」に姿を変えることになります。
しかも、儲かる。R・K・Aで儲かるとなれば、人手不足は瞬く間に解消します。


そもそも、生産性向上の努力をせず、
給料が安いままに据え置かれた状況で
「人手不足だ」と嘆くなど、意味不明なのです。

高級ホテル最上階のフレンチを食べようとして、
「牛丼と比べて高いから、食べられないぞ! 何とかしろ!」
と、言っているのと同じです。

人手不足ならば、給与水準を引き上げるしかありません。

単に人件費を増やすだけでは、労働分配率が高まり、会社が傾くというならば、
生産性向上で売上と利益を増やさなければなりません。

それが、資本主義なのです。


日本の政治の仕事は、「3K」を「R・K・A」とする努力を積み重ねることです。
つまりは、生産性向上のために「予算」を使うことこそが、
日本の政治家に求められているのです。
日本は財務省主導の緊縮思考に支配されています。

大本の問題には手を付けず、だからこそ、
「日本人の若者が3K仕事を嫌がるようになったのだから」

と、二重の意味で蔑視感に満ちた発言で、
安倍政権の移民政策を庇おうとする。

現在の日本では、移民推進派こそが差別主義者なのです。
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