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2018年09月23日17:14

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「阿笠博士殺害事件」(中編その2)

元太が異変に気付いたのは、仮面ヤイバーの終わるころだった。

「焼肉の匂いがする」

なぜだろう?

大広間の料理はとっくに冷めているのに。

辺りをくるりと見渡すと、、、アレは、、、

煙だ!

煙が博士の寝室からもれている。

元太は立ち上がり、急いで寝室の扉を叩く。


ドンドンドン


しかし、中から返事はない。

扉に手をかけるも、パスワードが必要なために開くことはなかった。

「クソッ」


元太は灰原の部屋に向かい扉を激しく叩いた。


ドンドンドン


元太「灰原!灰原!大変だ!」

灰原「いったいどうしたっていうのよ?」

元太「博士の部屋が火事だ!早く来てくれ!」

灰原「な、なんですってー!?」


光彦「どうしたんですか?」

歩美「どうしたの?」


騒ぎを聞きつけ、コナンと光彦、歩美も部屋から出てきた。

「早く、博士が!」


、、、


「パスワードを入力してください」

ピッピッピ


灰原がパスワードを入力し、扉を開く。


ゴォォォォゥ!!!!!!!


部屋の中は火の海だった。

炎が天井まで立ち上り、部屋中を焼き尽くしていた。


コナン「この炎はダメだ。中に入れない」

灰原「待って!いいものがあるわ」

灰原は隣の開発室に入ると、何かを手に戻ってきた。


『スグキエール!』


「これを使えばすぐに消せるわ!」

灰原は室内に向け、スグキエールを使った。

炎がどんどん消えていく。

そして、中から黒焦げになった博士の遺体が見つかった。


灰原「、、、博士。」


コナン「警察と、毛利のおっちゃんに連絡だ!」



・・・・・・



目暮「元太くんがテレビを見ているときに火事に気付いたんだね」

「灰原くんにドアを解除してもらい、消火後、博士の遺体を発見したと。ふ〜む」

「部屋は密室状態だったわけだが、、、事故か事件か、、、毛利くん、どう思うかね?」


毛利「コナンたちの説明から室内に炎が天井までいくほどの燃えるものはなかった。事故ではないとするとこれは事件」




「犯人は、、、元太くんですな」


目暮「なんだって? 部屋は密室だったのだぞ?」


毛利「扉はパスワードで管理されているが中から開けることはできる」

「ノックして中から博士に開けてもらえばいい。そして、その後、博士を、、、」



コナン「それは違うよ」


毛利「コナン?どういうことだ?」

コナン「博士は一度寝ると朝まで絶対に起きないんだ。だから中から開けてもらうことは無理だよ」


毛利「そうか。そうなると、残る案は1つ」



「博士は、自殺です」


目暮「じ、自殺だって!?」


毛利「ええ。説明しましょう」

「博士には自殺する動機がありました。今日の発明品にダメだしをされたことです。そしてその後、自殺をほのめかした言葉を述べている」

「それと部屋は密室で人の入る隙間がありませんでした」

「博士の寝室には大広間を通らないと行くことができませんが、大広間にいた元太くんが東側の扉の開く大きな音を聞いていない。これは誰1人大広間に入っていないことの証拠です」

「博士の部屋に誰も行っていない。ゆえに、これは自殺ということです」


目暮「そうだったのか!」



事件は終わりかと思われたが、鑑識の一言で状況は一変した。



鑑識「警部殿。ちょっとよろしいですか」

「(ゴニョゴニョ)」


目暮「な、なんだってー!」


毛利「警部殿。どうされましたか?」


目暮「鑑識の結果。室内に油がまかれたことがわかった」

毛利「博士が自分で撒いたんでしょうな(フフフ)」

目暮「それと、博士の死因は焼死ではなく、撲殺だとわかった。頭を一撃だそうだ」





毛利の推理は見事に外れた。

これは、事故ではなく事件!

犯人は一体誰なんだ?


後編に続く。
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