今年の夏は異常だった。
猛暑日が続いたり、突然大雨が降ってきたり。
来年の夏はいったいどうなるのだろうか。
心配になった俺は、なじみの占い師のもとを訪ねた。
彼女の占いは100%的中し、俺の悩みをいつも解決してくれるのだ。
「来年の夏の天候を占ってほしいのですが」
「わかりました」
彼女は静かにそう答えると、水晶玉に手をかざした。
「ナントカ〜、カントカ〜!、、、むむむ!!!!!」
「ど、どうですか?何かわかりましたか?」
「来年の夏は、、、1000年に一度の異常気象に見舞われるでしょう」
「な、なんだってー!いったいどんなことが」
「残念ながら、私に見えるのはここまでです」
1000年に一度の異常気象
どんな恐ろしいことが起きるのか。
・気温が50℃を超えるかもしれない。
スポーツドリンクや塩飴を買い集め、エアコンや扇風機を買いそろえた。
・逆に冷夏になるかもしれない。
野菜の高騰化を懸念し、ビニールハウスを造り、野菜を育てることにした。
・暴風雨が吹き荒れるかもしれない。
家じゅうの窓を鉄板で覆い、何ヶ月分もの食料を備蓄した。
そして、次の年の夏。
気象庁は、異常気象宣言を発表した。
「今年の夏は、暑くも寒くもなく、雨も適度に降るだけで台風の発生が一つもないという、1000年に一度の異常気象となりました」
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