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2018年07月27日13:07

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「大食いチャレンジ」

男は店の看板に目を止めた。


『超大盛り焼きそば、20分で完食したら無料!』


面白いじゃないか。

男は店に入り、席につくとすぐさま店員を呼んだ。


「超大盛り焼きそばをくれ」


それを聞いて店主がニヤリと笑った気がした。


俺が食べきれないと思ったのか。

バカにしやがって。


10分後、俺の前に超大盛り焼きそばがやってきた。


クッ、かなりデカい。

それは思った以上の大きさだった。

しかし、挑戦した以上俺は負けるわけにはいかない。


俺の横で店主がストップウオッチを取り出した。

店主「それでは、よーい、スタート!」


決戦開始だ。

俺はまず、焼きそばを横に広げることにした。

アツアツのままでは食べにくいので、熱を分散させて冷ます作戦だ。

そして熱を逃がした焼きそばを一気に口の中に持って行った。

うん、うまい。

まずくてギブアップにはならないようで安心した。

水は腹が膨れるので極力飲まない。

こうして俺は箸を進めていった。


が、半分食べたところでさすがに胸やけがしてきた。

しかし、ここで挑戦をやめるわけにはいかない。

時間は刻一刻と過ぎていく。


残り、あと一口。

俺は苦しみながらも最後の一口を飲み込んだ。


店主「ストップ!そこまで!」


店内に響き渡る店主の声。

そして俺を見ていたたくさんのギャラリーから拍手が送られた。


「じ、時間は?」


店主「19分50秒!」


やったー!

何でこんな挑戦をしてしまったのかと、途中少し後悔もしたのだが、ついに俺は完食したぞ!

超大盛り焼きそば無料だ!


俺は勝ち誇った顔で店主の顔を見た。

ドヤ!


しかし、店主はニヤリと笑うと俺にこう言った。













「いや〜、おしかったですね」

「あと、10秒遅く食べれば20分だったのに」


「お会計、5000円になります」
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