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2018年01月31日18:17

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脱サラも、結婚と同じで打算が気持ちに勝るんですよね。進学も就職もそうであるように。

 進学・就職のときには「夢」のようなことを言う人はわずかです。打算をしっかりと胸に抱いて最適解を探しますよね。
 脱サラも同じだと思います。結婚も。

 どうして打算を持たぬ人が多いのか、それだけが気になります。
 失敗するための条件の一丁目一番地ですよノー打算は。

だ‐さん【打算】の意味
出典:デジタル大辞泉(小学館)
[名](スル)勘定すること。利害や損得を見積もること。「打算が働く」
「人間の年月と猫の星霜を同じ割合に―するのは」〈漱石・吾輩は猫である〉

◆

「ユーチューバーになる!」耳を疑った知人の脱サラ構想
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=134&from=diary&id=4966008

「脱サラをして独立をしたい!」という知人の話を耳にしたことがある人は少なくないはず。目標があるのは素敵だなと思いつつ、よくよく話を聞いて構想の非現実性に眉をひそめてしまうことも……。耳を疑ってしまった知人の脱サラ構想について、ヒトメボ読者に聞いてみました。

「俺は○○になる!!」 急に夢を追いかけだす彼を見て思うこと


●農家を経営しようとする
「同僚が急に『会社を辞めようと思う』と相談してきたのですが、理由を聞いたら昨日テレビで『都会から移住した農業家特集』を観たからだと。土も触ったことがないやつが急になにを言っているんだと驚きました」(東京・30歳男性)

「『こんな仕事やめて、俺は実家の農業を継ぐ』といって意気揚々と会社を辞めたAさん。予想以上にキツかったみたいで、1年後に復職していました」(東京・31歳男性)

田舎で畑を耕しながらスローライフを満喫したいと夢見る人も。しかし実際に行動に移すには、農業の経験や知識、移住先でのコミュニケーション、資金、家族の賛成など、越えなければならない壁がいくつも浮かんできます。

●アーティストやユーチューバーになろうとする
「自称アーティストのNくんは、大手企業に入った後もアーティストになる夢を捨て切れず、退職。退職後も会うたびに『アーティストになって、年収1億円稼ぐ』と豪語していますが、彼のいう『アーティスト』がなんなのかよく知りません」(東京・23歳女性)

「『好きなことで稼ぎたい』と数年前から言い続けていた同僚のTさん。会社を辞めて、ユーチューバーとして半年間続けたようですが、再生回数がまったく伸びず、別の会社に再就職をしたみたいです」(福岡・27歳男性)

「『最近の音楽はつまらない』と、ことあるごとに音楽業界の悪口を言っていた友人。彼はその後脱サラをして、ミュージシャンになる夢を追いかけたようですが、今は居酒屋でアルバイトをしながら生計を立てているそう。先日の飲み会で、『業界がダメだから、オレのセンスを誰もわかってくれない』と愚痴っていました。『お前がダメだからだろ!』ってその場にいた全員が思っていたと思います」(北海道・26歳女性)

スターダムへの道のりは険しい一方、人生を一発逆転できる可能性があるのも魅力のひとつ。始めるなら、今までのキャリアを無駄にしない分野がいいかも。

●飲食店を開業しようとする
「ラーメン屋を開きたいと言って、会社を辞めて全国のラーメン屋を食べ歩きをはじめた後輩。『全国のうまいラーメンを食べれば、うまいラーメンが作れるようになる!』と豪語していましたが、ただただ太っていくばかりでいつまでたってもラーメン店は開きません」(東京・36歳男性)

「オーセンティックなバーを地元で開きたいと言っていた友人。でも彼の地元はかなり田舎なので、バーよりスナックのほうがいいのでは……とアドバイスしたくてウズウズしました」(東京・26歳女性)

自分のお店を持ちたいという夢。「それが好きだから」という情熱は大事ですが、ビジネスとしての勝算は……?。

●フリーランスの専門職に就こうとする
「『ライターなら家で作業ができるし、楽に稼げるらしい』という情報をネットで見つけた私の同僚。退職後、1記事1,000円にもならない原稿を、毎日10本も作って生活しているようです。めっちゃキツそう」(埼玉・28歳女性)

「『カメラマンとして生きていく』と言っていたカメラ好きの友人。ただ彼はカメラの勉強はなにもせず、『オレにはオレの美学がある』と言って、自らのセンスだけを信じていました。しかし撮影仕事でストロボの使い方がわからずクライアントに迷惑をかけてしまい、それ以降声がかかることは少ないようです」(大阪・30歳男性)

フリーランスの専門職で生計を立てるには、人脈を作ったりスキルを磨いたりといった下準備がないと苦労するかも……。

とはいえ、世の中で成功している非サラリーマンたちは、人生のどこかで冒険的な決断を下したからこそ今があるはず。しかし夢を語られる身としては、「それ大丈夫?」と心配してしまうことが多いかも。あなたには、知人の脱サラ構想に非現実的だなと思った経験がありますか?

(長橋諒/ヒャクマンボルト)

◆

(超耳)

 打算はあるのだけれど下手なだけというだったら救いがありますよね。学べばいいので。
 記事の中には極端な例が集まっているのか、ノー打算で救いようがない人ばかり。

 でもこの人はいいと思うのです。

>「『好きなことで稼ぎたい』と数年前から言い続けていた同僚のTさん。会社を辞めて、ユーチューバーとして半年間続けたようですが、再生回数がまったく伸びず、別の会社に再就職をしたみたいです」(福岡・27歳男性)

 「好きなことで稼ぎたい」までは間違っていないですよね。稼ぐまでの道のりが間違っているだけで。好きなことを続けて、極めて、他人が「お金を払ってあなたの腕を買いたい」と思ってもらう過程があれば仕事になります。あとはまあ、ユーチューバーなる奇天烈なモノを目指すのって靴磨きの少年に言われて株を買うみたいに見えますけどね……。

 友人に複数の漫画家がいるんですけど、彼らが漫画家になる前に「漫画家を目指すなんて無理だ。現実を見ろ」みたいな説経をした人がいたとしたら間違ったアドバイスをしたことになります。なりましたからね。
 なればいいんだと思うんですけど。
 なりたいなら、なればいいですよ。

 1月にはそのうち二人に会いました。サイン本も手元にあります。友人だけどサインはもらいたいものなのです(笑)。
 ちなみに漫画家の人たちは苦労もしています。打算もきちんと持っています。宣伝だってしているし企画もかなり上質なものを作ったのを私は見てきました。一部協力したし。
 打算の結果、その道ではない道のほうがいいという判断も、また素晴らしいと思います。

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