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2017年12月26日00:09

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ロボット

写真を見て下さい。
これは米国のカリフォルニア州にある
飛行機の墓場の写真です。

古くなったジェット機が、
普通に砂漠に廃棄されているのです。

「もったいない」の意識が染み付いている
日本人には、飛行機の墓場など
考えられない光景です。

実はこれは米国だけでなく
世界中の国々の空港で同じような
光景が広がっているのです。

日本人であればリサイクルして
別のものに活用しようと発想するのが普通です。

しかし、外国にはリサイクル業
というのがほとんどありません。

リサイクルという概念は薄く、
古くなったものはポイッと捨ててしまいます。

なぜ日本人は「もったいない」というほどに
ものをリサイクルして大切に使おうとするのに
大陸文化の人々はすぐ捨ててしまうのでしょうか?

このような大陸文化の人々に共通することは何でしょうか?

それは彼らの祖先が「移動する」という行動様式を
持っている、ということです。

地球上の民族は2つに大別できます。

狩猟や遊牧で移動する民族と、
農耕で定住する民族です。

世界史の主役は、移動する民族でした。

ユーラシア大陸やアフリカ、アラビア半島で
民族が移動するたびに、世界の歴史は
劇的に転換していきました。

移動する民族は最小限のものだけを
携帯していました。

軽やかな身支度で、速やかに移動しました。

新しい土地を征服すれば、必要なものは手に入ります。

彼らにとって大切なことは、迅速に移動し、
瞬時に新しい土地を制圧することでした。

そのため不都合になったものは捨てる。

不都合なものを修理して使い回しなどしない。

放棄したものは人々の意識から去り、
埃をかぶり、砂に埋まり姿を消していきました。

それが移動する民族の行動様式でした。


ユーラシア大陸やアラビア半島で
移動する民族たちが世界の歴史を作っている間、
ユーラシア大陸の極東の海に浮かぶ列島で
ひっそりと日本文明が生まれていました。


極東の海に浮かぶ日本列島の人々は、
特異な文明を誕生させていきました。

日本列島とユーラシア大陸の間には
200kmの海峡が横たわり、海流が激しく流れていました。

ユーラシア大陸の大移動する暴力も、
この日本列島にはたどり着きませんでした。

日本列島の中央には脊梁山脈が走り、
その脊梁山脈からは日本海と太平洋に
無数の川が流れくだり、河口部には
小さな湿地が形成されていきました。

日本列島に点在する狭い土地は、
海峡と山々と川で分断されていました。

約3000年前、この日本列島に住む人々は
他の土地と分断された湿地帯で稲作を開始しました。

この分断された土地には、外部から資源が
投入されることはありませんでした。

そのため人々は、その土地にあるすべてのものを
有用な資源にしました。

不要なものなど一切ありませんでした。

移動しない日本列島の人々は、
ものを捨てない性格になりました。


例えば着物。

植物の綿から美しい着物が織られます。

何十年間、着古した着物は、
布団の布に再利用されました。

さらに座布団の布となり、
下駄の鼻緒や雑巾になりました。

そんな役目もすべて終えたボロは
燃やされ灰となり、土に戻って
再び綿の栄養分となりました。

輪廻転生の宗教思想は、日本人にとっては
ただの脳内の思想ではありません。

実生活のもののあり方と結びついていたのです。


これが現代の私たちにも
「もったいない」という言葉で根付いているのです。



このように地形や気象に着目すれば、
日本人の国民性やルーツがよくわかるようになります。

なぜなら地形は私たちの生活の
全ての基盤となっているからです。

今日から公開している

「世界中を驚かす日本のロボット」
 ~アトム、トイレ、全自動麻雀...日本人はロボットすら仲間?

ではなぜ日本人が大陸文化の人々と違って
ロボットに親しみを抱いているか
を解明しています。

日本ではアトムやガンダム、ドラえもんなど、
ロボットは味方として描かれることが多いです。

しかし欧米ではターミネーターのように
ロボットは敵として描かれることが多いようです。
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