元太「じゃあ、ろうそくを吹き消すぞ」
フゥ〜〜〜
「誕生日おめでとう」
パチパチパチ
阿笠「ケーキを切り分けるぞい。元太くん、ワシ、コナン、光彦くん、歩美ちゃん、哀くんだから6等分じゃな」
切ったケーキをそれぞれの皿に移そうとすると、元太から待ったの声がかかった。
元太「待て。どのケーキか俺に選ばせろ。さっきも言ったが毒が入ってるかもしれないからな」
そういうと元太はカバンから銀製の食器とフォークを取り出した。
元太「食器も持参してきた。たかが2000万だけどな」
また自慢話だ。
元太が切り分けたケーキの一つを取り、残りをみなでわけた。
コナン「さぁ、早く食べよう」
元太の誕生日なんかより、歩美のケーキの方が大事だぜ。
パクパク
元太向けに、ケーキの中に鰻が入っている。まぁこれはこれでいいか。
パクパク
全員がケーキを食べるなか、元太は手をつけずにまだワインを飲んでいた。
光彦「ケーキ食べないんですか」
みな、ほとんど食べ終わっていた。
灰原「食べ終わったら洗うから食器を渡して」
灰原が片付けを始めるとようやく元太がケーキに手をだした。
元太「毒は入っていないようだな。では食べてやるか」
気に入らない言い方だ。昔はケーキ好きで皿までペロペロ舐めてたくせに。
パクパク
元太「まぁまぁいけるじゃないか」
パクパク、パクパク、パクパク
食べ始めるとさすが元太だ、一気に食べてしまった。
元太「うまかったぜ。誉めてやるよ」
灰原「食器洗うわ、貸して」
元太「さわるな!この銀食器を盗むつもりだろう。この貧乏人めが」
歩美「食器をただ洗うだけよ。灰原さんに渡してあげて」
思わず歩美も口をだした、元太の野郎、態度が悪過ぎだぜ。
そしてしばらく銀食器を渡す、渡さないで揉めていると、元太の顔が急に青白くなった。
元太「グェ〜〜〜〜〜」
バタン
倒れこむ元太にコナンがかけよる。
コナン「元太!おい、どうした」
阿笠「いったいどうしたというんじゃ」
コナン「し、死んでる」
「な、なんだってーーー」
コナン「博士、目暮警部と毛利のおっちゃんに連絡を」
コナン「現場保存だ。お前ら何もさわるなよ」
中編その2に続く
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