今日は、北朝鮮がグアム近海にミサイルを打つのではないかと予想されていた日だったが、ミサイルを打つことはなかった。
グアム周辺への弾道ミサイルの発射計画について北朝鮮の金正恩委員長は、「愚かなアメリカの行動をもう少し見守る」と述べ、すぐには発射に踏み切らないという慎重な姿勢を示した。その発言の意図はどこにあるのだろうか。韓国・ソウルから藤田賢治記者が伝える。
北朝鮮は緊張を高める狙いを達し、現時点ではこれ以上発射計画を押し出さずにアメリカの出方を見極めている可能性がある。
今回の「愚かなアメリカの行動をもう少し見守る」という発言は、金委員長の写真とともに国営テレビを通じて報じられた。北朝鮮は、グアム周辺への弾道ミサイル発射計画について当初から「慎重に検討」しているという表現を使い続け、発射には踏み切らない余地を残していた。その狙いは実際に発射することよりアメリカに脅威を突きつけることにあったと考えられる。
一方で、「危険な行動を続けるなら重大な決断を下す」とけん制している。これは、今月21日から始まる米韓合同軍事演習を意識していると考えられ、アメリカ側の出方次第ではさらなる挑発行為に出る可能性もあると警告している。
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