mixiユーザー(id:21183267)

2017年05月07日00:06

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現実から目をそらす。

北朝鮮危機が続きます。

5月3日、北朝鮮の国営メディアは、
「親善の伝統を抹殺しようとする許しがたい妄動だ」
「中国は両国関係の柱を折る無謀な妄動がもたらす
 重大な結果について、よく考えたほうがよいだろう」
と、アメリカに同調する中国を名指しで批判しました。

北朝鮮が中国を批判することは極めて異例です。

現在、北朝鮮は中国の禁輸に備え、
国内で原油を備蓄していっています。
核実験後に、中国が本気で原油を禁輸
してくることに備えているわけです。

原油の備蓄が完了次第、北朝鮮が核実験もしくは
大陸弾道弾ミサイルの発射実験を断行する可能性が濃厚です。
その場合、アメリカはミサイル攻撃に踏み切るでしょう。

アメリカ軍の攻撃を受けた北朝鮮は、反撃として、まずは
砲弾が届く韓国のソウルを「砲撃」することになります。

不思議なことに、韓国のメディアは北朝鮮危機を
それほど「深刻」には報道していません。

なぜなのでしょう?

現在の韓国は、朴槿恵前大統領が収賄などの容疑で
逮捕され、黄教安首相が大統領権限を代行しており、
「危機対応」に政治パワーを使えないためなのでしょうか。

あるいは、韓国の政界や官界、メディアが
「お花畑的思考」に支配され、本気で「危機の
深刻はない」と信じているためなのでしょうか。

双方の可能性があるわけですが、
それ以上に重大な問題があるように思えます。

韓国の首都ソウルには、総人口の半数
近くである2000万人が住んでいます。

2000万人が住む首都に、敵国からの「砲撃」が
飛んでくる可能性がある。実際に砲撃されると、
最低でも数万人の死者が出ると考えられています。

とはいえ、2000万人の人々を「疎開」なり
「避難」させることはできるのでしょうか。

絶対に不可能です。

しかも、ソウルの「危機」について政府が公式に
報じた場合、韓国の首都は大パニックになります。
数十万、数百万人がソウルから脱出しようと図り、
大混乱必至です。

大統領不在の状況で、ソウルがパニックになった場合、
韓国政府は機能不全の状況に陥ることになるでしょう。

つまりは、ソウルの危機は「どうにもならない」のです。
どうにもならないからこそ、危機から目をそらさざるを得ない。

韓国は、
「ソウルが砲撃されることはない」
という、安全保障の原則(=非常事態はあり得る)を
無視したまま、発展を遂げてしまった。そのツケが、
今、回ってきているという話なのだと思います。

安全保障の失敗は、取り返しがつかない状況を招く。
現在の韓国は、「危機から目をそらさざるを得ない危機」
という、極めて深刻な問題を抱えてしまっているのです。


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