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2017年04月18日20:55

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庚申をかのえさると読みました?

「九品仏駅」これ読める?読めたらスゴイ東京の難読駅名ランキング
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=45&from=diary&id=4532956

読めたぜ!というつぶやきが多いが、「庚申」は意外に身近によく出現する漢字ではある。これは「かのえ・さる」と読む。
60年を一周期とする暦の数え方があり、五行(木火土金水)と十二支の組み合わせで60種類ある。

ひのえ・うま(丙午)とか、つちのえ・たつ(戊辰)とかね。明治維新前後の「戊辰戦争」はこの「つちのえ・たつ」の戊辰であり、以後60年周期なので、覚えておくと計算は早い。(役にはたたん)


上で五行と書いたが、正確には「つちのえ」の部分が「つち(土)」の「え」と分解ができる。古語で「え」(または「うえ」)というのは年長者であり、「と」または「おと」が年少者を指す。したがって、竜宮城の主「おと」ひめにはお姉さんがいるはずで、その名を「えひめ」と言うはずだ。
この、「えひめ」「おとひめ」コンビは、古事記などでも頻繁に出てくる。竜宮城の話は片側しか登場せず、この点で非常に奇妙な構成の話である。

そういうわけで、「みずのえ」というのは水の上、「みずのと」というのは水の下に近いニュアンスを持つ。これに木・火・土・金・水を当てはめると
きのえ・きのと・ひのえ・ひのと・つちのえ・つちのと・かのえ・かのと・みずのえ・みずのと、となり、これを十干(じっかん)と言う。
さらにこれを漢字で書くと「甲乙丙丁・・・」と、なる。これは見覚えがあるはず。
こうやって身近な物事にはいろんなつながりがあることがわかるとちょっと面白い。


干支(えと)とは、本来十干&十二支を指す。現代では十干が抜け落ちることが多いが、旧暦カレンダーなどでは今も必ず十干が表記されている。
不思議に思っている人がいるといけないので念のため書いておくと、10と12の組み合わせでは120種類できるような気がするが、順に並べていく場合は最小公倍数の60で一巡りしてしまう。
したがって「きのえ・うし」のような、偶数番目&奇数番目、奇数番目&偶数番目という組み合わせは存在しない。

ちなみにこの五行にお日様とお月様を足すと七曜となる。英語のMonday、Sundayがそれぞれ月と日にちなむのも含めて感動的な一致・・・に見えるが、望遠鏡の発見までは水金火木土の5つの惑星しか見えなかったので、そこから着想を得た場合の必然的な発想なのかもしれない。


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