mixiユーザー(id:33240433)

2017年04月17日20:18

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論理が足りない断定は宗教に近い。

喫煙者の主張として、
「喫煙率下がってるのに肺がん発症する人は増えてる」
つまり、がんと喫煙の相関関係、あるいは統計的な関係は薄いじゃないか、というものがある。

例えばそれはこういうグラフの話である。
https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sedd2f0e5dee1d2dc/image/ib5b7bd3dc8736074/version/1354025634/image.jpg

わあ本当だおかしいよねー!! がんと喫煙の関係なんかなかったんだ!

みたいな主張は、さすがにちょっと医学の道に進んだ人を舐めきっている。彼らは一応、平均的には我々よりもはるかに優れた頭脳の持ち主である。反論があるならとりあえず医学部に入学できる程度の頭脳は見せてもらいたい。

最低でも、「肺がん 喫煙率」あたりで検索すれば、なぜこのようなグラフガあるにもかかわらず、「喫煙と肺がんに因果関係があると言われているか」ということはすぐに理解できる。

単純に言えば、「加齢とともにがんの発生率が上がり」、「高齢者人口の割合が増えているので」「肺がんの発症者数は増えているが」「加齢に夜がんの発生率を引けば喫煙による肺がんの発症は減っている」のである。

この確率計算がどの程度正しいのかは私はわからない。例えば、ある選定性の疾病を決める遺伝子が3種類あり、すべてが陰性だった場合に発現する奇形があるとすれば、これは単純な計算で決まる。そういうものの積み重ねで計算しているのかもしれない。あるいは、ある年齢の人の◯◯がんの発症率を細かく分けて集積して、特定のがんが発生率の曲線から大きく外れていれば別の因果関係があると考えることもできる。少なくとも、現在の医学をある程度正しいと仮定するのであれば、喫煙者の肺がん発症率は、加齢による自然増を除外した場合に有意に多い、のもまた正しい。

もちろんこの場合、統計的な正しさは担保されるが、因果は担保されない。
例えば喫煙者は血管が収縮するため水分の蒸発量が少なく、飲料水の摂取が少ない。ところが喫煙者の中でも飲料水を多く摂取したグループは血管が拡張し、肺がんの発症率も低かった(この一文はデタラメですよ)。
というような、喫煙者の喫煙とは別の行動が肺がんとの因果を持っている可能性があり、これは除外できていないと思われる(あるかもしれんよ?)
それでも、喫煙者が類似の行動パターンを持っている場合は、その部分も含めて統計的には喫煙と肺がんには相関があると考えて良いと思う。

逆に言うと、医学の中には医学としての因果を解明されていないまま因果を認定しているものも多い。発がん性物質には特に顕著にそれを感じる。塩分の摂取が多いと血圧が上がるというのは有名な言い回しだが、これの場合など相関さえ怪しい。


ここで申し上げたいのは、喫煙が肺がんに直結するかどうか、という話ではない。私自身は、知人の吐く副流煙すら避けない。しかし、問題は、あまりにも単純な論理のやりとりでとどまる人が多いことだ。ググって1ページ目の上位にくるくらいの内容は目を通すべきだし、目を通したなら判断がつかなくなることも多い。

例えばこの内容は、素人が粗探しをすることはできるとは思うが、反証は難しい。
https://www.kinen-sensei.com/%E3%82%BF%E3%83%90%E3%82%B3%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%82%E3%81%82%E8%A8%80%E3%81%88%E3%81%B0%E3%81%93%E3%81%86%E8%A8%80%E3%81%86/%E5%96%AB%E7%85%99%E7%8E%87%E3%81%A8%E8%82%BA%E3%81%8C%E3%82%93/

せめてこの辺りで「一旦わからなくなってから」次へ進まないと、その主張はもはや宗教信仰に近い。






■たばこ1日30本以上の男性、「白血病」リスク2.2倍
(朝日新聞デジタル - 04月17日 09:17)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4531074
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