久しぶりに映画ハシゴを敢行、まずは新宿武蔵野館で川野浩司監督によるドキュメンタリー映画「LIVE FOR TODAY-天龍源一郎-」を鑑賞してきました。
エントランスにはサイン入りポスター、ロビーにはパネルがお出迎え。小さなシアターとはいえギッシリ埋まっていました。
作品は後楽園ホールでの引退会見から引退ツアーを経て引退試合を迎える当日までを、天龍さんと愛娘で天龍プロジェクトの代表・綾奈さんの二人三脚の日々にスポットを当てた構成。プロレスファンでもある染谷将太くんがナレーションを担当しています。
プロレスは伝承文化だという天龍さんの言葉を証明するように様々な団体に上がり、全国津々浦々の会場で胸いっぱいのプロレスを見せる天龍さんの生き様が克明に描かれています。
バックステージでのレスラーとの交流が紹介されているのも特徴。小川良成選手や石井智宏選手が天龍さんの前では普段は見せない表情をしていたり、天龍プロジェクトに上がっていた選手へのエールも天龍節が炸裂していて粋だなと。父娘の会話もこの父にしてこの娘ありというのが伝わってきます。
一番心に染みたのは盟友の阿修羅原さんが亡くなった直後、記者会見ではノーコメントながらもカブキさんの店でしみじみと語る場面。他にも師匠のドリーやハンセンや小鹿さん、川田さんや小橋さんとの対話に鶴田さんの墓参りなどたまらない場面ばかり。あらためて歴史の重みを感じました。
試合の場面も道頓堀プロレスを皮切りに若手への龍魂継承マッチや蛍光灯の洗礼、組長やみのる選手との戦いから引退試合まで様々なレスラーが登場。クライマックスのオカダ戦は現地で観戦して結末もわかっているのに感情移入して観ていました。
あらためて偉大でハチャメチャな昭和のプロレスを体現していた天龍さんの凄さを実感。これはプロレスファンならば必見だと思います。とにかく観ておいて良かったなと…
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