紅白の瞬間最高は有村架純が戸惑ったあのシーン
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昨年大晦日の「第67回紅白歌合戦」の視聴率が発表され、
21時以降の「第2部」と言われるパートの平均視聴率が関東地区40.2%、関西地区39.5%で「第1部」を含めて前年を上回っていたのだそうですね。古くは80%台を叩き出していたことも珍しくはなかった紅白歌合戦もかつてほどの“お化け番組”でもなくなった感がありますが、SMAPが最後まで出演辞退の姿勢を崩さなかったことなどの諸事情を勘案しても、昨年より少しでも上げたのならば“上出来”と評されるのもアリかなとも思えます。
しかし、44.8%の瞬間最高視聴率(関東地区)を挙げたのが、出演(出場)者の歌唱のパフォーマンスの時間ではなく、本来の狙いにはないはずの23時42分からの結果発表の1分間とは、正直ある意味皮肉な結果となった印象を受けました。私は基本的に日テレの「笑ってはいけない」を観ていたのでその時間を知らないのですが、視聴者審査と会場審査で白組が圧倒的にリードしながら、審査員の投票で紅組の優勝が決まった瞬間から司会の有村架純が「びっくりしました。てっきり白組が勝つかと思っていたので」と戸惑いながらゲスト審査員の草刈正雄から優勝旗を受け取ったと言う一部始終に最も注目が集まったとなると、NHKとしては今回の紅白歌合戦は、正直、お世辞にも「成功裡に終わった」とは言えないのではないかと思いますね。
今年の紅白歌合戦は、出場歌手の組数が例年より少なく、(その理由とされることとして)昨年一杯での解散を発表していたSMAPのために最後まで「15分間」を用意していたのをはじめ、AKB48が出場メンバーをファン投票で選抜したり、西野カナのステージでぺこ&りゅうちぇるを出したりとか、いろいろとその企画の内容で話題を集めていた事柄がありましたが、NHKホールに入れず終いだったタモリとマツコ・デラックスの扱いの奇っ怪さなど、何をしたいのかわからない支離滅裂さも印象的だったと思いますね。
にしても、どんな歌手がどんな曲でどんなパフォーマンスをしてくれるかが最大の関心であり、得点とか勝敗とかはさほど重要でもない紅白歌合戦も、その「勝敗」で視聴者を“敵に回し”かねない事態を引き起こしたとも言え、その点では見る気がしなくなる番組となってしまったと言えますね。
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