後楽園ホールでWRESTLE-1を観戦してきました。
2月以来で複数の主力選手が離脱してからはパスしていましたが気まぐれ発動、当日アップが嫌なので久々に南側での立ち見観戦にしました。
スペシャル6人タッグマッチ
武藤敬司&KAI&鷹木信悟対征矢学&火野裕士&KAZMA SAKAMOTO
DRAGON GATEから鷹木選手が特別参戦、武藤さんとは同郷でKAI選手とはアニマル浜口ジム出身という共通項があります。キャリア的にはわずかに鷹木選手が先輩にあたりますが、同時期には内藤選手やBUSHI選手なども一緒にレスラーを目指した黄金世代の一角です。
まずはGET WILDで征矢選手が火野選手&SAKAMOTO選手の旧Ωとの強力トリオで登場。HOLD OUTがヒットすると飛び跳ねるKAI選手と武藤さんを先導する鷹木選手という場面が現出。先発を志願した鷹木選手はパンピングボンバーで征矢選手のワイルドボンバーに真っ向からやり合います。
KAI選手はSAKAMOTO選手のチートをジャンピングハイで止め、武藤さんがフラッシングエルボーからレッグブリーカー→STF。KAI選手は先輩と鷹木選手を呼び込んでダブルタックルや連続エルボードロップも、プランチャの誤爆から逆襲を許してしまいます。
火野選手のチョップやガロンスロー、SAKAMOTO選手の鷹木選手のパクりムーヴに征矢選手のワイルドぶりとピンチの続くKAI選手。武藤さんが低空ドロップキックとドラゴンスクリューで挽回しますが、征矢選手は意表をついた羽根折り固めで止めてワイルドボンバー!!
征矢選手はかつてタップを奪ったサソリ固め狙いも、武藤さんは足4の字固めに切り返して形勢逆転。混戦から鷹木選手がパンピングボンバー→まとめてで火野選手&征矢選手を場外に送り出し、呼び込まれたKAI選手がトペを発射!!そして孤立したSAKAMOTO選手をパンピングボンバー→シャイニングウィザードの豪華リレーで粉砕!!まさに絵に描いたような完勝劇でした。
相変わらず自由なKAI選手と郷土の大先輩の前で日頃の傍若無人ぶりを封じてアシストに徹した鷹木選手、そして流石と言わざるを得ない武藤さんの存在感となんとも贅沢な一戦!!
セミファイナル
WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ
【第7代王者組】カズ・ハヤシ&鈴木鼓太郎対土肥孝司&熊ゴロー【挑戦者組】
※カズ&鼓太郎2度目の防衛戦
最強タッグ参戦中の土肥組は軽量級主体のNEW ERAのなかでは貴重なヘビー級部隊。合体テーマで登場したカズ組の個々の実績に関してはもはや説明は不要。豊富な経験と向こう見ずな勢いのコントラストが明白です。
カズ選手は馬力で押し込んでくる熊ゴロー選手にナックル、鼓太郎選手は土肥選手をいなしながらドロップキック。続けてダブルドロップキックからカズ選手がロープ越しスタナー→ライオンサルトの速攻も、熊ゴロー選手はファイナルカットを踏ん張ると強引なアバランシュホールド!!
熊ゴロー選手は串刺しラリアット連打→セントーン連発に土肥選手のギロチンドロップを合体させる連携で優勢。カズ組はターンバックルへのコンプリートショットから手数で応戦していきますが、挑戦者組は一発で流れを逆転させる攻撃で印象度でも上回ります。鼓太郎選手も熊ゴロー選手をスピードで翻弄しますが長続きはしません。
挑戦者組は同時にバックフリップやセカンドロープからのダイビングセントーン×ギロチンドロップに熊ゴロー選手の豪快なパワーボムも炸裂させますが、カズ組は鼓太郎選手の一瞬の機転からダブルインパクト式アッパー!!
鼓太郎選手は熊ゴロー選手にビット→ファンネル、土肥選手にエルボースイシーダで足止め。ハンドスプリングレッグラリアットからランニングエルボーを挟んでファイナルカット、リバースファイナルカット→ガットショット→パワープラントと圧巻の畳み掛けで熊ゴロー選手を仕留めました。
予想以上に強敵だった挑戦者組でしたが、以心伝心のカズ組はチームワークで快勝。それもキャリアの差を見せつけるのではなく、まだまだ進化していきそうな…これは長期政権の予感がしてきました。
メインイベント
WRESTLE-1チャンピオンシップ
【第10代王者】河野真幸対黒潮“イケメン"二郎【挑戦者】
※河野初防衛戦
GAORA王座を奪取して勢いに乗るイケメンが団体最高峰のベルトに挑戦。ようやくベルトを奪回した河野選手は念願の武藤戦を実現させるため、邪魔するイケメンを倒しておかなければなりません。
割れんばかりのイ・ケ・メンコールに超ノリノリで客席になだれ込むイケメン。奪取したてのGAORAベルトをアピールしてから、レッツパーリーとイケメンワールドを構築。河野選手は意表をついて南側通路に出現しました。
イケメンにはNEW ERA、河野選手にはリアルデスペラードの面々がセコンドでピリピリモード。期待が込められたイケメンへの声援と河野選手へのブーイングという現象が発生するなか、ゴングが鳴るなり側転したイケメンは相撲対決で完敗を喫してジャケットを脱がされそうになります。
何度倒しても起き上がりこぼしのごとく復活するイケメンに業を煮やした河野選手は場外へのチョークスラムを狙いますが、イケメンはロープ越しに三角絞めで捕獲!!場外に出ると両軍による果てしない乱闘が勃発します。
河野選手はニーリフトをめり込ませるとドラゴンスクリュー→足4の字固め、錯乱したイケメンが場外から口撃してくるブラザーへの攻撃を狙うと再び乱闘に。ここでイケメンはラ・ケプラーダでセコンドもろとも吹き飛ばして流れを掴みます。
イケメンはスワントーンボムを投下するとフィニッシュと叫びますが、あっさりファルコンアローで阻止した河野選手はジャンピングニー。イケメンはトラースキック→ロケットキックからムーンサルトプレスを予告しますが、河野選手はアピールの隙をついて雪崩式バックフリップ!!
河野選手はチョークスラムを狙いましたが、イケメンはまさかの飛びつき腕十字固めで回避。さらに罠を仕掛けてクルックヘッドシザース→裏十字固め、そしてトラースキックから師事していた船木さんばりのハイブリッドブラスター!!
イケメンは勝負のムーンサルトプレスも、連発を剣山カットした河野選手はニーリフト→チョークスラム。シャイニングウィザードからジャイアントニードロップを狙いますが、転がって回避したイケメンは飛びつき雪崩式フランケンを狙っていきます。
これを踏ん張った河野選手はスーパーパワーボム!!ニーリフトからのカバーを反転させて粘ったイケメンでしたが、ニーリフト→ジャイアントニードロップを顔面に食らって力尽きました。
奇想天外なイケメンワールドが迫ってきても、河野選手は揺るぎない強さでクリア。タイトル戦にふさわしいスリリングな試合でした。
エンディング
再び両軍による乱闘となりますが、河野選手はベルトはすべてリングにあるとぐうの音もない一言。さらに続けて、
「考え方が甘いんですよ」
「ちょっと本気を出せばこんなもん、これが現実ですよ」
正論の数々に沈黙するNEW ERAに出口はあちらですとトドメを刺した河野選手が引き上げようとすると、征矢選手が空気を読まずに挑戦を表明。実績が欲しいのでノンタイトル戦で勝ったらと条件を提示した征矢選手に対して、河野選手は了承してから締めを丸投げして退場しました。
残された征矢選手は狂猿に助けを求め、クリスマスプレゼントだとチアワンだけでなく武藤さんを巻き込んでサインボール投げで強引にハッピーな雰囲気を作り上げます。そして最後は武藤さんによるワイルドにいこうぜで締め……苦笑いを浮かべる武藤さん、まさかの大ヤケドというオチが待っていました(爆)
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