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2016年11月27日23:24

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全日本プロレス「カーベルpresents 全日本プロレスin両国国技館〜New Explosion〜」(三冠戦&世界タッグ)

全日本プロレスとしては約3年ぶりの両国大会を観戦してきました。
最近は後楽園を中心に観戦していたので、両国大会に関しては浜選手がコジからデビュー最短記録で三冠を奪取した日以来……本当に久々だな(笑)



セミファイナル
世界タッグ選手権
【第72代王者組】関本大介&岡林裕二対ゼウス&ボディガー【挑戦者組】
※関本&岡林5度目の防衛戦
長期政権を築いている関本組は最侠タッグも連覇して勢いはもちろん、もはや団体の枠を越えて磐石な存在。そんなプロレス界屈指の実力派タッグを相手にベルト奪回に動いたのは、流出させてしまった張本人のビッグガンズ。特に関本組に連敗中で背水の陣のゼウス選手は、シリーズ中に新兵器のイーグルネルソンを試し斬りして決戦を迎えました。
両軍が向かい合っただけで、これから繰り広げられるであろう激闘の予感に高まるムード。先発の岡林選手とボディガーはチョップ合戦で真っ向からやり合い、押されたボディガーはハンマーパンチからショルダータックル。倒された岡林選手もすぐにお返しを忘れません。
チャンカンでも優勝決定戦で激突した関本選手とゼウス選手はショルダータックル合戦。フライングラリアットを決めたゼウス選手はボディガーを促して同時にリフトアップスラムで怪力をアピールし、してやられた関本組は血相を変えて悔しがります。
ここから関本組はゼウス選手に照準を絞り、関本選手がネックブリーカードロップ→キャメルクラッチ。見せ場の1つである同時アルゼンチンはビッグガンズに読まれて未遂に終わり、耐えたゼウス選手はブレーンバスターの掛け合いを制します。関本選手はそのままスリーアミーゴの要領で投げ返しますが、ゼウス選手も同様に応じて意地の張り合いから雪崩式ブレーンバスター!!
関本選手はエプロンの攻防から奈落式ブレーンバスターも腰を強打しますが、岡林選手のアシストからダイビングボディプレスを投下。4者が入り乱れてのラリアットの応酬で全員がダウンしますが、ここでゼウス選手がイーグルネルソンで関本選手を捕らえます。
ここは岡林選手がカットしますが、ゼウス選手は次のターンではイーグルネルソンと見せかけて投げっぱなしドラゴン!!岡林選手とボディガーもラリアット合戦でぶつかり、関本選手はラリアットからぶっこ抜きジャーマン狙いもゼウス選手は堪えます。
ならばと岡林選手を呼び込んで眉山に切り替えますが、ここは投げる寸前にボディガーが間に合って不発。逆にビッグガンズがツープラトンでまとめてバックドロップ気味に放り投げ、さらに関本選手をダブルインパクトでまっ逆さまに!!必死に抵抗する岡林選手をダブルチョークスラムで排除すると、ゼウス選手は関本選手を引きずり起こして豪快無比なジャックハマーで決着!!
ビッグガンズの終盤の畳み掛けの破壊力がとんでもない!!三度目の正直で奪回に成功したゼウス選手は、解説席の小橋さんの前へやってきて一礼。労いを受けるとリングサイドをハイタッチで回って祝福に応えました。
肉体派の選手が揃っているので期待値も高かったですが、関本組の敗戦は残念ながらも凄まじい内容だったので満足。そしてビッグガンズは王者として最強タッグに臨みます。



メインイベント
三冠ヘビー級選手権
【第55代王者】宮原健斗対諏訪魔【挑戦者/第4回王道トーナメント優勝者】
※宮原6度目の防衛戦
史上最年少で三冠王者となった宮原選手の防衛ロードは秋山選手や並みいる経験で上回る外敵を相手にしたスリリングなものばかり。観戦した関本戦も三冠戦にふさわしいものでした。
一方でケガによる三冠返上からの再起で王道トーナメントを制し、万全に戻してきた諏訪魔選手は文字通り最強の挑戦者。宮原選手はトーナメントでも初戦で苦杯を喫しているうえ、まだシングルでは未勝利という不利なデータがあります。
貫禄充分な諏訪魔選手とゆっくり場内を見渡す仕草がサマになっている宮原選手の絶妙なコントラスト。PWF会長のドリーが認定証を読み上げ、特別立会人の小橋さんがベルトを確認していよいよゴング。
まずロープに押し込んだ宮原選手がクリーンブレークすれば、諏訪魔選手も警戒させながらクリーンブレークで揺さぶり。強烈なエルボーを食らった宮原選手ですが連打からヘッドバットで応戦。そして場外での突進をヒザで止めると、エプロンから飛びつきフェースクラッシャーでフェンスに叩きつけます。
首に爆弾を抱える諏訪魔選手が苦悶すると宮原選手がレッグドロップも、諏訪魔選手はフロントキックをキャッチするとキャプチュードで反撃。さらにチョークスリーパーにフロントネックロック、ロープ越しのスリーパーと執拗にスタミナを奪いにかかります。
宮原選手は低空ドロップキック→側頭部へのスライディングキック、串刺しエルボー→ノーザンライトSH。諏訪魔選手はダブルチョップで動きを止めるとギロチンホイップを連発し、アバランシュホールドで叩きつけます。
万力スリーパーでグッタリさせた諏訪魔選手は宮原選手が走れないほどのダメージが残っていると見るや、ロープに振ってラリアット→バックドロップ。早くもラストライドを予告しますが、宮原選手は高角度DDTで切り返して串刺しブラックアウト→垂直落下式ブレーンバスター。
宮原選手はジャーマンの体勢に入りますが、切り返した諏訪魔選手は再び万力スリーパー。再度のラストライドをフランケンで切り返した宮原選手は投げっぱなしジャーマンの応酬からフロントキックも、諏訪魔選手はラリアットでダブルダウンに持ち込みます。
馬力を武器に襲いかかる諏訪魔選手に対し、宮原選手はブラックアウトを軸にする作戦。エルボー合戦はダブルチョップにスイッチした諏訪魔選手が優勢も、宮原選手はカウンターのブラックアウト→パッケージジャーマンSH!!
宮原選手はさらにブラックアウトを連発しますが、連発をガードした諏訪魔選手はそのまますくいあげてラストライド!!ラリアット→バックドロップを凌いだ宮原選手はみたびのラストライドも高角度回転エビ固めで切り返します。そして素早く立ち上がるとブラックアウトを連打し、シャットダウンジャーマンSHで振り切りました。
負けてなお強しな印象を残した諏訪魔選手でしたが、これまでの防衛戦と同様に宮原選手は粘りきってシングル初勝利をその手に。内容的にも三冠戦にふさわしい手に汗握る一戦でした。



エンディング
ベルトを受け取った宮原選手はこれまでと同じようにマイクで締めに入ります。


宮原選手「全日本プロレスから……ってゆーか、俺から目を離さないでください」


名実共に全日本プロレスの顔となった宮原選手は最高ですかのコール&レスポンスでビッグマッチをハッピーエンドで締めくくりました。これだけの活躍ぶりを見るにつけ、年間MVPの有力候補といっても過言ではないでしょう。
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