■「トランプ氏が当選確実」AP通信が報道 米大統領選
(朝日新聞デジタル - 11月09日 16:44)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4284378
今回の件、予測はできませんでしたと吐露した上で。
今回の件で最も興味深かったのは、メディアの願望が混じった世論調査の結果だ。
アメリカのメディアが日本のメディアよりも公正さの面で優れているのは、
自社がどちらを支持するかを表明した上で報道している点だ。
この点は明らかに米国メディアの方が公正であろう。
民主党政権誕生時、あるいはその終焉の時、日本のメディアの表立ったステルスマーケティングはひどいものがあった。
しかしその一方で、米国メディアといえども人の子であったとも言える。
彼らの多くはヒラリー支持だった。
トランプ支持者は、トランプ支持=差別主義者とみなされることを恐れて、ステルス・トランプ支持者となった。
その結果が、世論調査の割に意外にも大差がついた(と言っていいのでは?)選挙結果に反映されている。
しかしこれは、彼らメディアにとっては予測不可能だったわけではない。
早い段階から、ネットなど匿名性が高いメディアでのトランプ優勢は知られていた。
私が知る限り、(確か)6月にはNHKのワールドジャーナルで取り上げているほどである。
また、イギリスのEU離脱騒動もあった。
EU離脱と移民排斥が結びついた結果、離脱派は「離脱支持=差別主義者」というレッテルを恐れて、やはりステルス化した。
つまり、ステルス・トランプ支持現象には前例があったのである。
分析力に優れた大手メディアがこれに気付かなかったとは考えにくい。
気づきたくなかったのか、あるいは気づいて無視したのか。
いずれにせよメディアとしては失態と呼ぶに価する、価値を棄損する事例だと個人的には思う。
ちなみにこの件ですら、テレビ朝日の場合はひどかった。テレ朝系在米記者が出演し、
「トランプ」「ヒラリー・クリントン氏」と呼び分けていたのだ。
中立を装うならせめて隠そうとしろよと批判すべきか、さすがテレ朝、いつも通りあっぱれというべきか。
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