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2016年10月04日22:04

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今日、会社が倒産した〜神父性犯罪〜’01年暮れの大スキャンダル

〜アカデミー賞は、目黒のコスプレ名画座で〜

物々しいタイトルですが、本や映画の話です。
10月、やっと良い季節になったかと思ったら、
今日は暑かった晴れ。で、明日は台風かよふらふら
■台風18号 暴風域広がる 警戒期間は
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=174&from=diary&id=4224769

チャペル今週はノーベル賞発表ウィーク
昨日は医学生理学賞を大隅良典教授が受賞。
今日の物理学賞は逃したが、特に21世紀に入って増えたが、
すでに3年連続で日本人が自然科学部門受賞とは凄いね。

手(パー)で、本本の話、
増田明利というルポライターの「今日、○○になった」シリーズ。
ノーベル受賞者と同じく、特に21世紀に入って増えたホームレスや
漫画喫茶に寝泊まりしている中年の人々にインタビュー形式で
綴ったドキュメンタリー。
「ホームレスになった」「日雇い労働者になった」「派遣をクビになった」
等に続き、新作「今日、会社が倒産した」を読んだ(左画像)。
面白い!と言ったら、本人に対して失礼だが、非常に興味深い。

各書を読んで感じるのは、皆、怠けたり、いい加減なことをして
会社を首になったり、潰したわけでもない(あくまでも本人の弁に依ればだが)。
バブル期に銀行の口車に乗って、ビルを建てたがその後、バブル崩壊で
貸し剥しにあった寿司屋の大将、真面目に働いていたが、
リストラに逢った会社員。
就職難でバイト生活を送っているうちに30過ぎになった青年等。

特に「会社が倒産した」では、複数の元経営者が、
会社が傾いた時に「あんなに頑張らない方が良かった」
と述懐したのが意外だった。頑張ったために
傷が深くなってむしろ再起不能になったという。

自由が丘でイタリアンレストランを経営したが、
倒産したオーナーシェフの話もあった。
その店、もしかしたら私も行ったかも知れない。


るんるんジョーンバエズ「フォーチョン(There But For Fortune)

♪囚人、アル中、浮浪者、運に見放されたら、
あなたも私も、そうなったかも知れない♪
一歩間違えたら、私もどんな境遇になっていたか分からない。

この本とは関係なく、21世紀が始まったばかりの
‘01年1月の終わり、出版不況の煽りを食らってある作家
(当時43歳)が公団住宅の家賃を払えず、ホームレスになった。
それを綴った「ホームレス作家」。
フォト

以前、日記に書いたその感想↓
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=758876120&owner_id=4597260

手(パー)では、次のテーマ「映画」カチンコ
思えば、私も「シニア料金」で鑑賞できる年齢になった、、がく〜(落胆した顔)
しかし、この一年、そう見たい作品がなく映画は一年ぶりだった。

昨年の10月の始め「目黒シネマ」での
「バードマン〜あるいは無知がもたらす予期せぬ奇跡」(2014年度アカデミー作品賞)
と「マッドマックス 怒りのデス・ロード」以来だ。

その前にも「オデッセイ」と「バッドマン対スーパーマン」の2本立てなど
を見ようかと思ったんだが、こういうアメコミモノとか、
こう書くと、身も蓋もないが「ストーリーの結末が分かっている映画」
は興味が薄れる。

その意味では「バードマン」の最後は意外だった。さすがにアカデミー作品賞。
今年も、アカデミー作品賞は見ておこうと、昨年と同じく目黒シネマで
鑑賞したのが「スポットライト(世紀のスクープ)」。
他にも作品賞の「スラムドッグ$ミリオネア(08年度)」
『アーティスト(11年度)』をここで見た。

「スポットライト」は、
アメリカのボストンで数十年に渡り、蔓延していたカソリック神父達に
よる少年少女性的暴行を地元の新聞社が告発する
という事実に基づいた作品である。
骨太のストーリーだが、、ハッキリ言って映画としてはあまり面白くない。

映画通のマイミクさんが、この映画を見て、つぶやきに書いていたが、
やはり高い評価は与えなかった。
というか、この7,8年で見たアカデミー作品賞の中では最低と言っても良い。

一つには、教会、神父に対する日米の差だね。
私などは、神父だって変なのはいるだろうから、そういう犯罪も侵すだろ!?
と思うが、なにしろアメリカでは教会はまさしく聖域。絶対権威である。
地元の人は幼いころから教会に通っている。神父がそんなことをするわけがない、
例えあったとしても告発をしてはいけない、という思いがある。
そこの意識の差で、テーマに対して感情移入できなかった。

ちなみに私はクリスチャンではないが、幼い頃、家のそばに教会があり、
そこが経営する幼稚園に通い、日曜日には教会に行ったこともある。
アメリカでは、こういうタブーを破るのはかなり勇気が必要なことで、
その意味も含めての作品賞なのかも知れないが。

もう一つは、映画として盛り上がりが少ない。
例えば、いかにも変態で堕落した神父を登場させるとか、
教会や一般人が新聞社を抗議、妨害するシーンがあれば感情移入できるが、
そういう場面はなく淡々と話が進んだ。
まぁこれは実際に、そういう妨害活動はなかったのだろう?
悪事を暴くのは良いが、変に誇張や捏造すると、そこを突っ込まれ、
全部フィクションだと思われるからね。

しかし、実際、2001年の暮にリリースされたこのスクープは
アメリカで大々的に取り上げられ訴訟に発展。
さらにアイルランド、メキシコ、オーストリアでも訴訟が起き、
欧州を始め諸外国で性的虐待が問題となったとのこと。

映画では描かれていないが、
この事件で告発された神父は02年に禁錮9 - 10年の実刑判決を受けたが、
03年8月23日に矯正センターで他の収容者に暴行されて死亡した。
とWIKIにあった。う〜ん、神父がそんな犯罪を犯したとリンチにあったんだな。

日本でも、このニュースは報道されたのかも知れないが、
まず国内でもそういう告発、訴訟があった記憶はない。

目むしろ、01年の暮と言えば、
新日本プロレスの元レフェリーが
「プロレスが真剣勝負ではなくショーでありエンターテインメントである」
という暴露本を出版して、これこそプロレスファンの間では大問題、
大スキャンダルになったんだよ!↓買わなかったけれどね。
フォト

敬虔なクリスチャンにとって「神父が少年に性的いたずらをする」
=熱狂的な新日プロレスファンにとって「猪木が八百長をする」に等しい。



手(パー)あと、世の中を騒がせていたのは
同年12月始め、タレントの田代まさしが、民家の風呂場を覗いて逮捕された。
その前年に駅で盗撮して謹慎、復帰したばかり、さらに自宅から覚せい剤が発見された。
これがネット上で大炎上した時だな。

田代が覗いた住宅街は、私の行動範囲内、当日は休みで、
タイミングがあえば散歩中の私が、風呂場を覗かれ怒って
飛び出した半裸の男性が田代を捕まえるシーンを
目撃できたかも知れなかった。

右画像「マーシーの薬物リハビリ日記」面白かったよ!(買わなかったけれど)

また暮れも押し迫った12月29日には
世田谷区上祖師谷で、一家殺人事件が起きた。
実を言うと、あの日、私は事件場からさほど
遠くない成城に行っているんだな。

、、、、ということで事件、スキャンダルが
盛りだくさんの01年の暮で、空けて02年の正月から春に
掛けて私は非常に多忙な業務に追われていた。
アメリカの神父暴行事件どころではなかった。

冒頭の「不況→会社倒産」の話に関連するが、
02年の2月某プロレス団体が倒産した。
その社長が出版した本。これは買った。
フォト

本の最初は、社長が複数の街金に追い込みを掛けられる話。
「なにわ金融道」の世界。
後半はどうしてそんなことになったのかを綴っていたが、
上記の暴露本が出た後だったので、プロレス興行のタブー話も
赤裸々に書いてあった。
なお、この社長は本が出版された翌月に首吊り自殺をした(享年36)



手(パー)ということで、「スポットライト」などという映画を
見ていない方は(ほとんどだろうが)、この辺の事件
について突っ込んだコメでも下さいね。

あと、この映画を見た目黒シネマ、スタッフがコスプレをするんだ。
昨年秋の「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の時は派手だった。
フォト

今回「スポットライト」で神父の恰好でもするのかと思ったが、全くなかった。

実は「スポットライト」は最初から期待してはおらず、
併映の作品の方が本命だった。今回の日記では長くなったので、
次回に回します。


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