mixiユーザー(id:46524945)

2016年08月18日06:23

345 view

「 耳で被災すること 」について

決して勘違いをしないで欲しいことがあります
震災の語り部を聞いていただくたびに
お話ししていることです
 
「 耳で被災すること 」について
 
 
私たちが被災した経験談は
聞いた人の優しい慰めを求めるものですか?

いいえ そうではありません
 
そんなものを求めるぐらいなら
被災して 
まだ人のことを気にする余裕もないくせに
語り部などする必要はないのです
これは余裕ができるまで待てない話なのです
 
被災した後の私たち被災者の想いは
重すぎて 触れることがためらわれますか?
 
いいえ そうではありません
 
災害はいつだって突然に そして簡単に
あなたの命や あなたの大切な人を奪っていくのです
触れることをためらっている暇などないのです
災害というものは あなたが想像するより遥かに残酷なのです
 
被災した人間や被災地は 別世界のものですか?
 
いいえ そうではありません
 
そんな悲しいことを言わないでください
あなたにも あなたの家族にも
災害は誰の身にも起きうることなのですから
災害というものは 善人にも悪人にも
どんな立場の人にも関係なく降りかかります
 

震災翌年から語り部を続けているうちに
震災の経験を語ることだけでは足りないと感じ
日々感じていることを
このように記事として残しています
 
しかし語り部をするときは
皆さんが私の話の中に入って 
ご自分のこととして 耳で被災していただくために
あえて 経験談しかお話ししていません
 
私に対して つらいことを話させてしまったなどという
後悔や 罪悪感のようなものを感じる必要は
これっぽっちもないのです
むしろ 語り部を聞き 耳で被災する人の方が
つらい想いをしたり 
あらたな問題に直面することもあるのです
 
どうぞ 語り部の話を
ご自分でしっかりと持ち帰ってください
そして 耳で被災した想いを
まずは一番大切な人と分かち合ってください
 
皆さんに ご自分が守りたいと思う大切な人と
命を守る話し合いをする 
最初のきっかけにしていただくことが目的なのです
 

被災した人間の気持ちの一端です
シェアしてくださる方がいらっしゃいましたら
ご自由にお願いいたします
また 必要と感じてくださる場合は
このページの記事を
大切な方と一緒に ご覧になってください

6 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する