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2016年07月14日11:19

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「 動かさない避難 」について


非常時 早急な避難が必要になったとき
動ける人は良いのです
逃げれる人は良いのです
では 小さな子供やお年寄り
手助けの必要な人たちはどうでしょう
 
「 動かさない避難 」について
 
語り部をしていて 沢山の方々と
様々なお話をする機会があります
その中でも 未だに安全な減災の方法に
悩まされている部分があります
 
小さな子供たちの通う保育所や幼稚園
学校や病院のように多くの人が集まる建物
老人ホームや介護施設のように
ご自分の力だけでは避難が難しい人の住む建物
 
一番安全な場所にあるべきはずの建物が
災害時に避難が必要な場所に建ってはいませんか
それは 本来ありえないことではありませんか
 
私の祖母は雄勝町の
海沿に建っていた病院で亡くなっています
母はその病院に 祖母を助けに行き亡くなりました
危険だと分かっていても
動けない祖母のもとに突っ走っていったそうです
 
家族を助けようと思えば
このようなことが起きてしまうのです
 
私の祖父は 病院建設の話が上がったとき
昔から津波が何度も来ている雄勝町で
海辺に病院を建てることに大反対をし
山の上に建てるようにと何度も掛け合ったそうですが
とても残念なことに その意見は通らず
結果 今回の東日本大震災で
多くのかけがえのない命が奪われてしまいました
本当に 悔やまれてなりません
 
元来 動けない状態の人や
避難行動にリスクの伴う人は
避難せずとも良い 安全な場所で
日々の生活を送れないものでしょうか
非常時に 
「さぁ 動きなさい! 避難しなさい!」
そう言われて たとえ人の手を借りたとしても
即座に行動に移せるものでしょうか
 
現在 避難場所に指定されている学校や施設は 
本当に安全な場所にありますか
 
自力避難の難しい人が 普段安全な場所で生活し
いざとなったら そこに動ける人が避難する
そのような避難は出来ないものでしょうか
そうすることで 逃げ遅れたり
逃げることが出来ずにいる人を助けるため
自分の命を落とす人が減りはしないでしょうか
 
専門家ではないので 
あくまで私個人の考えでしかありませんが
災害が起きる前に
見直すべき大きな減災ポイントがあるはずです
 
皆さんのお住まいになっている地域の状況や
地形 過去の災害を振り返り 良く見極め
防災訓練の際などに
不安点を相談してみるのはいかがでしょう
そして 不安点を無くすために
地域ぐるみで行動をしてみてはいかがでしょうか
 

被災した人間の気持ちの一端です
シェアしてくださる方がいらっしゃいましたら
ご自由にお願いいたします
 

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