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2016年06月07日09:13

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「 後悔 」について

東日本大震災を経た私たちには
これまで感じたことのない感情がこみ上げて
心を揺さ振られることがあります 
 
「 後悔 」について
 
なぜあの時 こうしなかったのだろう?
なぜあの時 こうしてしまったのだろう?
様々なものを 突然失ってしまった私達は
数え切れないほどの後悔をしました
 
特に罪悪感をともなう後悔は 
言葉にし難い苦痛に囚われます
 
母と祖母が亡くなってしまったことを知った夜
避難した火葬場の焚火にあたりながら
( 何で一緒に居てやれなかったんだろう? 
  二人ともあんなに冷たい海の水をかぶって
  何か叫んだだろうか?
  私の名を 孫の名を 兄弟の名を 父の名を........
  それとも そんな猶予もなかっただろうか 
  何で 一緒に死んでやれなかったんだろう? )
それまで感じたことのない 痛みの感情が
止まることなく 体中をぐるぐると巡り
自分の命が そこにあることを喜ぶことが出来ませんでした
隣り合わせの生と死が ただただ 目の前にありました
 
震災後のあの状況で 私はそう思っていました
 
しかし 母と祖母の後を追うことはできません
残された者の 心を知り
命の重さを 身に染みて感じたからです
 
ないものねだりをしても 時は戻ってくれません
出来ることなら 被災者ではない
極々 普通の暮らしをして
子供たちにも こんな経験をさせずに育てたかった
巻き戻すことのできないこの5年のことを思うと
一人の人間として やりきれなくなることがあるものです
その度に 何度も 何度も 何度でも
自分を奮い立たせる方法を試してみるのです
 
私達のように
我が身の裂けるような後悔をしたいとおもいますか?
その姿を 家族や友人に見せたいと思いますか?
 
自然災害は万人の目の前に存在します
その姿は目に見えず 
その音が聞こえていないだけでなのです
 
どうか 目を凝らして 耳を傾けてください
災害の 真の恐ろしさを知ってください
災害で 破壊されるのは建造物ばかりではありません
壊れてしまった心の復興は 
それぞれが自分で向き合わなければいけなくなるのです
 
かけがえのない大切なものを守るために
何をするべきなのか 向き合ってみませんか?
ご家庭で 命を守るお話をしてみませんか?
 

被災した人間の気持ちの一端ですが
シェアしてくださる方がいらっしゃいましたら
ご自由にお願いいたします
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